浪江町での微生物による除染実験が昨日より開始!ライブカメラで公開に



2011年10月上旬から二ヵ月半。一tコンテナで27個、プラントを組んで、微生物の固形バイオという資材、この装置で造ったMLS菌床(液肥)、それから微生物の働きを活性化する酵素水を76日間で5000坪の土地に撒きました。(最初は五十坪やったが、経産省から誰でも納得するもっと広い土地をやってくれといわて、5000坪になった。)トラクターで耕し、一日10トン、5トンの水を撒いて、バイオも50キロ、一日千坪しかできない。実質は15日。五人で作業を行い、三日後に放射能は半減。12月下旬には、サンプル採取して核種分析して、40分の1から50分の1に土壌中の放射能が低減しました。

見学会の中で参加者の熱心な質問に答えて、「土地にもともといる微生物だけを育てて使うので、他から持ち込むのではない。その中には耐放射性菌というのもいる。人間よりも7000倍も強い放射線でも耐えられる」という渡邉さんの説明でした。
 広島の原爆で五十年から百年は不毛の地になるといわれながら、半年後に雑草が生えだし、一年後には、放射能のレベが激減したという事実が物語るのは、日本の気候における土壌の豊かさです。そしてそこに微生物群の働きがあるということも学者たちが認めています。
 こんどの福島第一原発から膨大な放射能が漏れて撒き散らされるという大惨事でも、高濃度の放射能の環境により、土地に眠っていた耐放射性菌のDNAがスイッチオンになり、活性化されてきたことでしょう。
 耐放射性細菌だけでも100万種類はいるといわれているそうです。それだけ地球の太古からさまざまな放射能が降り注いでいたということでしょう。

 なにしろ 太古の昔から地球には沢山の種類の微生物が共生していました。 
 40数億年前の地球創成期に六〇〇℃の高温と放射能と重金属と濃硫酸の海(エントロピーが大)でも適応していた古細菌というのがいます。この中には、地球にまったく酸素が存在しなかった時代の化学合成菌や耐放射性細菌、その後10億年前くらいから登場する光合成細菌(シアノバクテリア)、それから藻菌類など(光合成菌以降、これらが無機物や重金属などから有機物を生み出し、酸化や腐敗を断ち切り共生を可能にします。私達の大腸にも棲んでいるということです。このへんから有機物がどんどん生まれて地上に溢れてくるのでしょう)が含まれるそうです。
 この耐放射性菌を含む古細菌をNASAが研究していて、海底火山から採取したこの菌をロケットに乗せて、宇宙空間に運んでさらすと、液状化して消失することもなく、生き続けて増殖することが確認できたということです。

 とにかくこれらの古細菌は今もなお海底火山で生きているのですが、通常は地上では生存できないそうです。それを可能にしたのが高嶋博士の複合発酵が世界的に見て唯一だということです。
 
 嫌気と好気が共生することは、そこに異なる基質同士の拮抗作用が起きてしまうため、ふつうありえないといわれているそうです。高嶋博士の複合発酵ではこれが起きます。
その結果、土の微生物たちが非常に活性化する。だから、土壌が柔らかくなり、棒がするすると一メートル以上は入るのです。

 さて、実験では良好な測定結果が出たのですが、さらなる経産省の要請で、もっと土壌の深くまでやり、20センチごとに詳しく測ってほしいというものでした。それにこたえ、3メートルの深さまでやったのですが、みごとに放射能は検出されませんでした。
 
 その後、管轄が経産省から環境省に移り、そちらと福島県にこの技術を出した(たぶん公募ではないかと思います)ら、採択されませんでした。その理由は或る評価機関が認めなかったということで、それはどこですかと訊いたら教えてくれなかったので、調べると、それは日本原子力開発機構でした。つまり、原発推進の機関ですね。そして、ここにいる学者はすべて核物理学者で、生物学系はいません。生体内で核変換が起こることを実証したケルブラン(雲母つまり珪素を食べたニワトリが体内酵素の働きでカルシウムに変えてしまうという実験をやった学者)のような人がいたら、簡単に通っていたことでしょう。

私は、6月に私と高嶋博士の二人で横浜で会ったとき、「何をもってして複合発酵状態になったとするのですか?」という質問をしてみました。そのときのメモを頼りに書くと……。

 複合微生物体系。これが自然界の本来の微生物の在り方なのに、パスツールがフラスコの中で単一の微生物を純粋培養したことに端を発する西洋近代科学の誤りによって、本来の微生物のもつ力が見過ごされてきました。

 一本の樹があればその周囲に微生物をはじめとする3000万種類くらいの生物がいて共存共栄している。これをエコロジーといい、エコロジーは環境のことではなくて生命のサイクルを指す。これらは発酵の力で生かされているのですが、単発酵から復発酵、並行復発酵、平衡復発酵、固形発酵の連動と相互作用を引き起こすときに、好気性菌類、嫌気性菌類、通性嫌気性菌類などのすべての微生物を有効な生態系へと誘導し、複合発酵サイクルが起きるということです。
 これが海底火山の周りでは認められても、地上では決して再現できないということです。それができているのは、今のところは世界で高嶋博士の技術のみだそうです。

 フランスのソルボンヌ大学に留学したとき、あちらの教授からワインは単発酵だが、あなたがたの日本酒は復発酵である点で優れているといわれたそうです。

 発酵サイクルというのは、分解→酸化→変敗→腐敗と向かわずに、分解→合成→発酵→分解、そして再び分解から合成、発酵へ、という具合に循環することです。

 共生の中ではフザリウムなどの腐敗菌が抑制され、病原菌などの浄菌も行われて、しだいに全体が発酵状態へと誘導されるという面白い現象が起きるようです。

 複合発酵液を使うと、工場排水などのスラッジ(汚水)が浄化されてしまいます。
 産業革命以来、エントロピーが増大して地球環境問題が深刻化しました。これまでの科学の常識だとその解決はたいへんに難しくなりますが、微生物のもつ浄化や蘇生の力を使うなら、地球は無秩序や不調和の方向ではなく、必ず秩序と調和の「反エントロピー」の方向に向かってゆくことになります。まさにこれこそが自然界の叡智だといえます。高嶋博士は地球の存続のためには微生物の力でエントロピーをエコロジーに換えるしかないといいます。

 放射能がなぜ消えるのかについては、放射性物質を基質と捉えた微生物がこれを代謝・交代し、生命活動に必要なエネルギーに換えるということのようです。そして、これには分解酵素などが関与するようです。

 一口でいうと、すべての微生物群の共生効果が実現している状態ということです。
 酸化、変敗、腐敗のサイクルを断ち切ると、生態系内における微生物群の死滅率がゼロとなります。すると、1ミリリットル当たりの生菌数が10のn乗から無限大へと増殖してゆき、10の9乗を超えると菌のスケールが1/10になって凝集化が生じて数千、数万種の増殖が可能になります。すると、高密度化とともに核内に高分子タンパク結晶による情報接合とエネルギー接合が引き起こされ、微生物間のDNA融合が生じて、情報触媒の作用としてのエネルギーによって、物質の原子レベルにたいして、分解酵素が現成してきます。

その結果、元素の原子核内の陽子における分裂崩壊の法則(β回路)が抑制されて、中性子における合成と融合の法則(α回路)を扱うことになって、常温超伝導、常温核融合が発現し、放射性物質も変換され、放射能は消失するということらしいです。
従来パスツール以来の微生物工学や発酵工学ではありえないとされてきたことのようで、それにたいして、高嶋博士は複合微生物動態系ランダム科学、EMBC情報微生物工学などの新しいカテゴリーを提唱しています。
 私もそのあたりは、まだ理解が不十分ですが、いくつかの他の予備知識を援用して何となくイメージはできます。
 単に微生物が人間に都合よく放射能をもぐもぐと食べてくれちゃう、といったような単純なことではないようです。EM菌の発想は、その善玉菌、悪玉菌という用語からして、なにか人間中心主義的な匂いがします。地球上の科学の主流の座についた西洋近代科学はその意味では産業や経済から頭を離して、もっと宇宙の深遠さへと思いを致し、瞑想し、自然界への尊敬や畏敬の念をもつ必要があるのでしょう。

 情報触媒という概念は魅力的です。微生物間のコミュニケーションとDNA同士の融合(生命情報接合)が行われ、さまざまな種類の微生物の群れ自体がひとつの生物のようになるということは、ひとつの同じ調和と繁栄という目的に向かい日々協力し合っていのちの営みを続けているのです。これこそが人類が学ぶべき真理ではないかと思います。


こちらから転載いたしました。

ぜひ写真もありますし、上記は一部転載なので、ぜひとも全文お読みくださいませ。

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