白沙村荘~橋本関雪記念館(京都③) | アリスカフェへようこそ3

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京都1日目、新島襄旧邸~蘆山寺と回り、お昼はすぐ近くの饂飩店よこやまで済ませたら、バスで銀閣道まで移動して「橋本関雪記念館~白沙村荘」を見学しました。

大正から昭和にかけて活躍した京都画壇の雄、橋本関雪の住居兼アトリエは その広大な式にに池を掘り、仕事場であるアトリエや、茶室などを配した池泉式回遊庭園で、その広大さに圧倒されました。1938年頃に着工したそうですが敗戦で取り壊され、子孫に寄って2014年に新しく美術館を併設して「白沙村荘 橋本関雪記念館」として開館したのだそうです。

 

アトリエ 存古楼

天井を高くしたアトリエは光を取り入れる高窓などが機能的で、建物の下には池の水が引き込まれて、暑い京都の夏でも、涼しく絵を描くことが出来たのかもしれません。以前「ぶらぶら美術博物館」でも取り上げていて、橋本関雪という画家は知りませんでしたが、この記念館に一度来てみたいと思っていました。

 

↓存古楼(ぞんころう) 内部

順路に沿って庭園を一周して行きます。池に浮かぶ茅葺屋根の茶室、如舫亭

広めの茶室 憩寂庵

池の周りの庭園を一周すると存古楼に戻ってくる仕組みです。その後、こじんまりとした二階建ての美術館へ。二階のテラスからは 東山の大文字が目の前に見えます。友達とテラス席でしばし休憩しました。

ここは銀閣寺道沿いにあり、哲学の道もすぐそばですが、私たちが滞在していた間にも 外人の女性一人と、二人組を見かけただけの、観光とは縁のない穴場スポットでした。