豆の収穫とハウス内の手入れ | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年10月27日

 

豆の収穫とハウス内の手入れ

 

 小豆がかしわちゃん達に食べ尽くされそうなので、さっさと収穫してしまおうと思った。あと、黒千石大豆も小粒なので、食べようとしているのを見かけていた。まったく、困ったバカ鶏たちだ。

 しかし、大豆と小豆を収穫し始めてみたら、未ださやが青いものもあり、そして思ったほどの被害ではなく、そこそこ収穫出来た。鶏たちにちょっと残しておいても良いのだが、それが結局食べられずにネズミに進呈することになってはダメなので、目に付いたものは刈り取ることにした。ネズミに食べ物が豊富だと、繁殖力があがってしまう。

 そして、ずっと気になっていた、ハウスの中でハーブやその他、ハウス内で育てたい植物を守るための圃場周囲の金網の設置をやり直した。最初、低い網しか張ってなかったので、かしわ達が踏みつぶして中に入り込んで荒らしていたのだ。そうすると、結局、他の子たちも入っているわけだ。

 コンクリートブロックを買っておいたので、今日はそれを使って棒を立て、金網を張り巡らした。中には、小麦を蒔き、あと、ハーブ系、出来ればカモミールなどを生やしておきたい。それから、何か野菜系を少し。

 もう一つ、昨日から気になっていたこと。地面に敷き詰めた金網が端までぴったりとはいかず、端に出来た隙間からネズミが出入りした穴を発見していた。ムカついていたので、金網を細く切って、それを周囲にぴったりとはめ、その上に石や木材その他を置いて隙間を塞いだ。

 ペンペンは、昨日辺りからようやく自信を取り戻して、コケコッコーもするようになったし、雌たちと一緒にくつろぐようになった。頭の傷はまだ痛々しいし、いつもの調子は出ないので、ペンペンに任せておけば大丈夫、という以前の信頼はなかなか回復しない。今日は午後から雨が降ったのだが、やはり小屋の中へ入らず、皆濡れて外にいた。

 トニー、マクギー、ジェーンの雄3羽は、見た目は綺麗だが、もちろん卵を産む訳でもなく、ジェーンはやたらとラスティとメルハに交尾をしまくって、きょうだいで血を濃くしちゃうし、クーデターを起こして和を乱すし…で、あんまり要らん鶏になってしまった。

 鶏の世界のことだし、放っておけば?

 と、思われるだろうが、運営者を著しくイライラさせる存在は正直ただただ迷惑。家族にも、「(いじめられるペンペンを)可哀想でみてられない」と文句を言われるわ、エサをやり行くと、血みどろペンペンが待っているわ、では日常作業に支障をきたす。

 ペンペンは買ってきた子(元手がかかっている)で、「お前は男の子なんだから、ボスになってみんなの面倒をちゃんとみるんだよ」と教え諭して育ててきた子だ。そして、その通り良い子に育ってくれた。対してトニーたちは、実は、産まれた雛が雄だったら処分しようか、程度の存在だったのだ。

 先日、クロムがマノに追いかけまわされて家の周囲を半周する勢いで逃げ回ったということもあり、今日はタム子は外へ出ようとしなかったので、タム子とギン、クロムは雄3羽と一緒に運動場にいた。大根の葉もあげていたし、エサも水も豊富に置いてある。

 ダンテグループは、遂に、ダッキーが雄叫びを上げるようになった。東天紅っぽく、長く引くような鳴き声だった。ちょっと感動した。

 

 今日は、ボリ(キノコ)たっぷりの汁で、ひっつみ汁(すいとん)を作って食べた。ボリは出汁が出るので最高♪

 今年は天然のキノコをすごく久しぶりに堪能した秋であったよ( `ー´)ノ