クローバークローバーこの物語はフィクションですクローバークローバー
  クローバー心が痛む人は見ちゃダメだよ。R-14クローバー


新学期に合わせ、アリスは転校することになりました。
心機一転するために3時間かけて教室の掃除を頑張ります。
黒板や机に書いた落書きを消し、壁に貼られた絵を剥がし、アリスは自分が教室に居た形跡を消すために一生懸命です。

落書きや絵を消せばリセット出来ると考えていた可哀想なアリス。

落書きを消しても跡が残ること、絵を剥がしても写真で記録されていること、何より皆の記憶に残ることを知りません。
嫌な記憶というものはいつまでも消えないものですがアリスの場合は更に、傷つけられたクラスメイトがアリスの所業を記録し、希望があればいつでも観れるアリスメモを作ってしまいました。

証拠隠滅に何時間かけようと、すでに手遅れだったのです。


アリスメモの存在を嫌がるアリスは急に
「落書きしたのは私じゃないの!」
と言い始めます。
「私のふりをした別の誰かが書いたの!信じて!」


ゆきちゃんと相談して決めた被害者キャラを演じるアリスですが、その言葉を受け入れるクラスメイトはいません。

可哀想なアリスは更に続けます。


「私があんなこと書くわけない」
「そもそも私が書いてるとこを見た人がいるの?」


いつものように身勝手過ぎる自論を展開するアリスに、クラスメイトが言いました。

「書き方の癖がアリスそのものじゃん!」

アリスは
「そんなの誰にでも真似できる」
とこたえます。


他の子が
「書いてることも まんまアリスじゃない」
と言えば
「それも誰にでも真似できる」 …とアリス。


「アリスしか知らないことも書いてたよね?」
と言えば
「どこかの誰かが想像して書いたんだよ」


「1時間目の休み時間に◯◯をする!…って、予告みたいなのも書いてたじゃん」
「そんなの知らない。私じゃないからわからない」


「落書きを見て手紙を書いてきた人に返事してたよね」
「知らない、わからない。どこにも証拠は無い」



「仮に別の誰かが書いたとして、その誰かは何の為にそんなことしてるの?」


この質問がきた時、アリスとゆきちゃんはニヤリとしました。
待っていた質問だったのです。
勝ちを確信したアリスはここぞとばかりの大声で答えます。


「アンチだよ!!!  私に嫉妬する陰湿なアンチが私を貶める為にやったことなの!!!」





可哀想なアリス。



アリスは普通の人間にそこまでのアンチはつかないということも、アリスが誰かに嫉妬されるような存在では無いことも知りません。

仮に、そこまでするアンチが本当に居たとするなら、そこまでのアンチを育ててしまうほどに誰かを傷付けてきた罪が自分にあることももちろん知りません。


更に可哀想なのは、愛情を受けたことがないアリスには理解出来ない世界があること。

ほんの少しでもアリスを思う人間が居れば、落書きに何かしら違和感があった時に
「アリスじゃないんじゃない?」
と証拠を集めてくれる人がいたはずだったのですが、それももちろんアリスには想像出来ません。

アリスの友人は後にも先にもイマジナリーフレンドのゆきちゃんだけです。
言葉を交わす程度の相手やアリスが一方的に話しかける相手はいたとしても、本当の友人という存在を知らないアリスには難し過ぎる話だったのでしょう。



「アンチが!!私に嫉妬する陰湿なアンチが私を貶めようとしてるの!!」

アリスはこのフレーズを大いに気に入り転校するその日まで言い続けましたが、耳を貸す者は最後まで現れませんでした。



肩書きや損得勘定に関係ない本当の友人。
相手を認め尊敬する謙虚さ。
嘘をつくことの罪悪感。

可哀想なアリスが可哀想でなくなる為に必要な事はまだまだありそうです。







【追記】

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今まで世話になったな!

スルーしとけば良かったのかもしれんけど、闘病で表だって5ちゃんねるに言い返すとか、なかなかないから面白いやん?(笑)

時には誹謗中傷に傷付いてるふりをしてスクショしてみんな助けて、、、みたいな悲劇のヒロインになってみたり、時には喜劇になってみたりキャラ変えながら遊ばせて頂きました!

基本的にネタに生きてるのでおいしかったです。








続く