末来 | 続・阿蘇の国のアリス
まだ水が出ない、
セイラママ一家を、
南阿蘇のカフェに誘いました。


しかし、
行きつけの
ボワ・ジョリさんも、
緑の小箱さんも、
カルデラバッチョさんも、
しもんさんも、
Chico Cafeさんも、
全部、臨時休業だったので、
営業中のちきゅうやさんに
集まりました。


「アリス待った~♪」


注文した、
パスタができあがるまで、
ホノカちゃんはソファーで
眠りました。


「ホノカちゃんできたよ」


「おいしかった♪」


「ホノカちゃんバイバイ~♪」


それからわたしたちは、
免の石展望所に行きました。


それまで、
「落ちない巨石」として、
パワースポットだった
「免の石」は...


ニュースのとおり、
落下してなくなっていました。




悲しくなったママは、
「まるしぇ若葉」さんへ
向かいました。

ママにとっては、
ここのお姉さんも
パワースポットなのです。


お姉さんは、
これからはコレだ!といって、
ミニソーラー(七万円)を
売っていました。


しばらくすると、
サンクチュアリのお姉さんが、
犬を連れてやってきました。


「殺処分寸前の
犬をもらってきました。
8匹いたのですが、
全部ひきとられたんですよ」


お姉さんが、
名前を付けてください、
というので、
パパは名前を考えました...


「ミライ!」

パパがそう呼んだ時、
その犬の目が
キラリと輝いたので、
名前はミライに決まりました。