巡査長が留置人に500万円提供
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000074-yom-soci
警視庁玉川署の留置係の男性巡査長(27)が、同署に拘置中の無職の男に約1週間、携帯電話を不正に貸したうえ、男から「ばれたらクビになるぞ」などと脅され、現金500万円を提供していたことが明らかになった。
巡査長は、男が携帯電話で70回以上、メールや通話で外部と連絡を取り合うのを黙認していたほか、房内での喫煙も認めていた。警察官が拘置施設の収容者に、これだけ多大な便宜を図ったことが明らかになるのは極めて異例。同庁は巡査長の懲戒処分を検討するとともに、3日にも、男を恐喝容疑で逮捕する方針。
巡査長から500万円を恐喝した疑いが持たれているのは、2005年5月に都内で起きた強盗傷害罪などで起訴されている福岡県大牟田市の無職の男(21)。
捜査関係者によると、巡査長は先月初め、同署の拘置施設内で私物の携帯電話を使っているところを男に見られ、「それやばい」「クビになりますよ」と言われるようになり、口外しないことを条件に数本のたばこを提供。男が同房者数人とともに房内で喫煙しても止めなかった。さらに携帯電話も使いたいと言い出したため、巡査長は同月8日頃から中旬にかけ、私物の携帯電話を貸し、男が70回以上、通話やメールで外部と連絡をするのを許していた。
巡査長が男から現金を要求されるようになったのも同じ頃で、「自分が携帯を使ったのは貸した側にも責任がある。クビになりたくないのなら、500万円を出せ」などと脅され、結局、現金500万円を同署拘置施設内の男あてに差し入れていた。警視庁は、どこから現金を調達したのかについても調べる。
問題が発覚したのは、巡査長が男からさらに恐喝されるのを恐れ、上司に相談した先月下旬。同庁が同じ房内の収容者らから事情を聞いた結果、携帯電話の使用発覚を恐れる巡査長が、「口止め」のため男に便宜供与を図った揚げ句、恐喝の被害に遭ったという事件の構図が明らかになった。
同庁は、昨年8月の立川署巡査長(自殺)によるストーカー殺人事件以降、勤務中に私物の携帯電話を使うことを通達で禁じている。
一般化でも実質「道路財源」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000017-san-pol
政府・与党は2日、道路特定財源の一般財源化に伴い、地方の道路の整備を支援する臨時交付金(約7000億円)に約3000億円を上積みし、1兆円規模の「地方活力基盤創造交付金」(仮称)を創設する方針を決めた。自民党の保利耕輔政調会長や道路特定財源一般化プロジェクトチーム(PT)の谷垣禎一座長らが同日、首相官邸で麻生太郎首相に座長案を報告、首相は了承した。
新たな交付金は、地域の実情に応じ、道路整備だけでなく都市整備など他の公共事業にも使えるようにする。国の道路特定財源からは臨時交付金のほか、約6000億円の補助金も地方に配分しているが、PTは道路特定財源を一般財源化した後も補助金も維持する方向で調整しており、地方配分は総額で1兆6000億円程度になる見通しだ。
一方、首相は保利氏らに、道路財源の配分問題とは別に「地方交付税をできるだけ増やせ」と指示。さらに、首相は記者団に「新交付金の創設とは別の話だ」と強調した。
座長案は、揮発油(ガソリン)税や自動車重量税などの暫定税率を3年間維持する方針も盛りこんだ。公明党は2日の道路特定財源の一般財源化検討PTで、自動車重量税などの暫定税率の撤廃を訴える意見が相次ぎ、高木陽介座長に対応を一任することを決めた。
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舞鶴捜索 大量雑品できょうも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000073-yom-soci
京都府舞鶴市の高校1年小杉美穂さん(当時15歳)殺害事件で、府警舞鶴署の捜査本部は2日も、殺人、死体遺棄容疑で現場近くにある無職男(60)(窃盗罪で起訴後、拘置中)の自宅の捜索を続行した。
当初、2日間で終了する予定だったが、異例の5日連続となった。府警は「やれることはすべてやりたい」と3日も続ける方針。
捜索は、弁護側の準抗告で、予定より1日遅れの11月28日に始まった。捜査関係者によると、男の自宅は6畳間1室と3畳間2室の計3室しかなく、府警は2日間で終わると見込んでいた。しかし、予想以上に大量の雑品類があったほか、裏庭やベランダにも鉄くずなどが積み上げられていた。押収すべき物品の選別に時間がかかっており、毛髪や皮膚片なども入念に採取しているという。
男の身柄は、舞鶴署東庁舎から舞鶴拘置支所に移された。これまで男と事件との関連を示す直接証拠はないとされる。府警は多くの物品を押収し、凶器になりうる工具類などに血液反応がないか、鑑定を始める。
これに対し、弁護人らは「証拠に作為が加えられる可能性がある」として連日、捜索に立ち会っている。