こんにちは。
 
1/200 全日空 B7474-400のプラモデルを製作しています。
 
今回は、エンジンの組立&改造です。
 
このキットのエンジンは少し手を加えるだけで
とても立派になります。
改造ポイントは5つ
①エンジンカバー後方部を薄くする
②排気口後方部を薄くす
③前縁部を厚くする
④パイロンを修正する
⑤排気口とパイロンの隙間を埋める
これらを行う事で見た目がガラッと変わります。
 
早速ご紹介いたします。
 
①エンジンカバー後方部を薄くする
エンジンカバー後方の肉厚は1㎜程ありますので、約0.2㎜程度まで削っていきます。
削る箇所はエンジンカバー内側です。
デザインナイフでエンジンの形状に沿って削っていきます。
内側の加工なのでヤスリがけ等の処理はしていませんが、
スジ彫り処理の様に、流し込みタイプの接着剤で表面を仕上げています。
左が加工前、右が加工後です。
 
 
②排気口後方部を薄くする
次に排気口のエンド部分も少し厚い為。先ほどのエンジンカバーと同様に削っていきます。

下が加工前、上が加工後です。

小さい部品なので違いが良く分かります。

 

③前縁部を厚くする

エンジンをそのまま組むと前縁部が薄いやら歪やらであまり良い形状とは言えませんのでここはしっかりと修正します。
 
先ず0.3㎜のプラ板を縦7㎜×横37㎜のカットします。
それをあらかじめ組んであったエンジンの前縁部に挿入します。
接着剤で接着し、パテ代わりに使った瞬間接着剤を削りながら形を整えていきます。
 
④パイロンを修正する
第1,4エンジンの主翼の付け根にはパイロンの一部が一体化している為、そのまま組むと隙間が空いてしまいます。
そこで主翼についている三角の突起物をカットしてパイロンに
取り付けます。
 
⑤排気口とパイロンの隙間を埋める
一昔のハセガワのキットではよくあるパイロンと排気口の隙間です。
ここはパテで隙間を埋めます。
 
 
サフ掛けした完成品がこちらになります。
上記の5つの改造を施すことで見た目がとてもよくなります。
 
動画でも紹介していますのでよろしかったらどうぞ。

 

以上