あれちの障害は、先天性型統合失調症なのですが、生まれつき脳の組織に精神科疾患の分裂病の部分があって、治るタイプの型ではなくて、一生涯通して治療をする必要がある障害なの。話し方もその時の人格によってコロコロ違うし、メイクも同じ仕方が出来ないし、考え方が違うく変わることはないんだけど、人格がガラリと変わるのが悩みです。服の好みも違うくらい変わります。それぐらい違いがあるの。周りの人は大変だと思う…。スイッチ入ると変わるの。好きな人にも優しくできない時があったり、イヤになる。自分がイヤになるの。気がついたんだけど、どの人格通しても、共通しているのは、１番好きで安心していられるのは、ゆうちゃんだってこと。去年入院しても、１番に会いたくて側にいてほしかったのはゆうちゃんだった。写真に撮ってなくても、鮮明に顔の表情を記憶してるから、会えなくてもあんまり寂しくなかったかな。ゆうちゃんの癖で直してほしいことがひとつだけあったんだけど、そのまんまでいいから、気にしない。足で物を寄せる癖があるんだけど、男だし仕方ない。ゆうちゃんに教えてないんだけど、あれちが産めなかった子ども２人の父親は普段は昔から金髪にブリーチしていて、横顔が少しつり目なんだけど、あぐらをかいて座る姿勢とか、匂いとか、雰囲気とか、話し方がうりふたつなの。声も似てる。好きになる女の子の趣味も似てる。双子みたい。神さまのいたずらだと思う。ゆうちゃんはゆうちゃんなんだけどね。流産した２人の子供は産まれていれば一姫二太郎だっての。今でもお腹に魂がいます、側にいるの感じるもん。親になれなかったけど、赤ちゃん授かったのは素直に嬉しかったし、後悔していない。流産したときは自分も死にたかった。死ななくて良かったのか今でもわからない。三人目はね、父親直感で誰か実は知ってる。三人目は生まれる運命にあると知ってる。意外に私は直感当たります。