精神科に通うようになり5年が経ちます。成人する前に学生の頃に心身の不調を訴え、心療内科である「みどり心療内科」や「はなぞのクリニック」で治療をしていただいていた時期もありました。当時の先生方の見解は私が「うつ症」の状態にあり、可能性としては精神分裂病になる恐れがある、と言われていました。
精神分裂病=統合失調症であり、現在では分裂病とゆう言葉はまず聞かなくなりました。
私が当時の診断に基づきうつ症の改善にと処方されていた薬は「ルボックス」と「アンプリット」でした。副作用が強く、吐き気を伴い常に下腹部の不快感があり、ちっとも体調は良くなりませんでした。体に合わない薬しか出してもらえないんだ…と、クリニックへ行くのも段々と足が遠退いていきました。
先生からは「途中で治療を勝手に止めるとかはしないでね」と言われていましたが、医療費はかかるし、薬物治療に改善の兆しが見えなくなり、私はついにクリニックを変えることとなりました。
はなぞのクリニックに変わってからは体調もグッと良くなり、処方薬も弱いものへ変更になったりと、大変良くしていただきました。今でも花園先生には患者の気持ちが大きいです。
そして2012年、今度は入院設備のある大きな精神病院である生協さくら病院(旧八甲病院)での治療が始まりました。病名は統合失調症。
私が警察に訴えていた事件に絡んだ所々の事実は病気の錯覚、幻聴だとされてしまいました。
皆さん、ここで私がひとつ明かしましょう、ここ日本において女性が事件に遭い、体をメチャメチャにされ、婦女暴行に遭ったとしても、助けてくれる人や警察はいないと思ってください。
全て「錯覚」、もしくは幻聴であると決めつけられてしまいますよ。
辛い目に遭った人に本当の意味でケアをしてくれる人や機関はない。自分の傷は自分で治すしかないのです。
私は幸い、その後に出会った数々の優しい仲間に支えられ、いまでは日常生活のなかでトラウマを引き起こすこともなく生活できています。
しかし、今後の治療方針に関しては私からもアクションを起こしていくことが大事だと悟りました。
なあなあなままでは治療をさせない、受けない。
強い心で挑んでまいりたい所存であります。
皆様、どうかお力を!