この10月18日から、日本でもNRT-MAD間のイベリア航空の直行便が再開することになった。そのため、ANAのプレミアムエコノミーの経由便か、イベリア航空のビジネスクラスの直行便、どちらにしようかと、かなり迷った。値段は10万円ほどの差だ。
こちら、ANAのプレミアムエコノミー。
こちらは、イベリア航空のビジネスクラス。
ビジネスクラスの快適さは魅力的だが、まあまあ、ANAのプレミアムエコノミーもいいんじゃない。エコノミーはエコノミーでしかないんだけどもね。
いざという時はANAの方が信頼できるし、日本語も通じるし、何かあってもなんとかなりそう、してくれそう、ということで、ANAに決めた。
往路は、HND-MUCはANA便。MUCからは、(ANAのサイトで購入したにもかかわらず)イベリア航空の便でMADまで行くことになった。
このイベリア航空の座席指定は、ANAのサイトからはできなくて、直接イベリア航空に電話しなくてはいけない。
で、今日、唯一座席が指定できていなかったこの区間を、イベリア航空に電話し、座席指定をお願いしてみた。
もちろん、日本語での対応を選んだ。出てくれたのは、多分スペイン語を母国語とする若い女性。
う~ん。日本語、通じないのです(泣)。
予約番号を言っても、まず数字が分からない。では、英語で、と思い拙い英語で話してみても、かえって通じない。
「ニホンゴ、ダイジョブです」
と一生懸命聞きとろうとしてくれるが、座席指定したいのに、
「チケットのヨヤクしたいですか?」って、なんなんだよ。もう、予約は取ってあるんだよ(泣)。
「日本語のわかる方に代ってくれますか?(お願いだよ!)」と言っても「ニホンゴ、ダイジョブです」。
この調子で20分くらい格闘して、結局話は最後まで通じず。
「また、電話します。ありがとう(チ~ン、ポクポク・・・)」と、あえなく撃沈。
めげずに、「ニホンゴ、ダイジョブ」という態度はあっぱれで、かえって可愛くさえ思ったけど、用が足りないのは困るしね。
やっぱりANAにしてよかった、と思いました。ストレスないものね。
イベリア航空は、時間と気持ちの余裕のある時に選ぼうと、決めた私でした。
さて、時間を置いて、再度イベリア航空に電話。
ようやく日本語ネイティブの方と話せて、無事に座席指定できました。
メールでトラベルドキュメントも届きました。
ホッ。
こんな風に、いろいろな所とコンタクトをとりながら、旅を作り上げていくのは、旅の醍醐味のひとつなんでもあるんだけど、ね。
注意:11/17追記
その後、知らない間に、イベリア航空の座席指定は勝手に取り消されていました。
そのため、ANAやイベリア航空に連絡を取り、座席指定をしたい旨を伝えたのですが、できないとのことでした。
アライアンスが違うため(たとえ障がい者が同行という理由でも)だめとのこと。
羽田でのチケットも、マドリッドまでスルーではなく、ミュンヘンで発券だそうです。
仕方ない。ここは、ミュンヘンで頑張るしかない、とあきらめました。