ROLEX サブマリーナ・Ref・5513! | alex-watchのブログ

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 シングルマン・2009年・アメリカ

うーーん この映画って

何歳の時に 観るかによって感想が

変わりそうな映画だなあー。

観終えた感想がまず「それ」でした。

 

最近

しみじみと年を感じるようになった今!

この映画を観て 心を揺さぶられました。

お友達にすすめられてみたんですが

まだ10代や20代前半のころ

そう!! 人生はわたしのもの!!

とか無意識のうちに そんな高慢な

ことを思っていたころにみても

感動は薄かっただろうなあ。

そんな映画。

 

愛していたパートナーの喪失!

そして!

襲いかかる孤独と過去の記憶。

ごらんになられた方いらっしゃる

でしょうか。監督さんは1994年から

グッチのクリエイティブ・ディレクター

として活躍したトム・フォードさん

だったんですね。あとから知りましたが

グッチグループを引き入りながら

監督業まで!って!驚きです。

 

いやあー。

そう思って思い返すと 映画全編に

そのトム・フォードの美学と精神を

感じます。時は1962年11月アメリカ

パートナーを失った大学教授が

人生最後の日と思い定めた一日を

美しく、切なく、哀切に描いています。

その中に生きるよろこびも。

でも 最後に襲い掛かったことは

その唐突感に 呆然とさせられる一方で

ああ、こういう終わり方もありなのだ・・

としんみりとしました。

恋人が迎えに。

いやあー。なんという・・・

美しい人生の終わりであろうか。

 

この世を謳歌している若者と

ありとあらゆる過去を背負っている

中年の対比が見事。

若者たちの美しさに目が眩みます

ほんとーーに美しい青年たち。

 

が、わたしはやはり

コリン・ファースはもちろん!

チャーリーを演じたジュリアン

ムーアたち中年組のセリフに

いろいろと胸に迫るものがありました。

 

さて!本日のご紹介の時計は~!!

 ROLEX サブマリーナ・Ref・5513!

1970年代・Cal.1520・マキシダイヤル!

 

誕生から60年以上をも生産され

続けているROLEX サブマリーナ!

ロレックスの中でもロングセラーモデル!

 

その長期間の製造であったため

いろいろなマイナーチェンジが行われ

ダイヤルバリエーションが多いのも

特徴の一つです。な

本日ご紹介のサブマリーナは

マキシダイアルともよばれることもあり

ドットインデックスが 通常より

若干ですが大きい文字になります。

 

私が男子なら

つけてみたいモデルの1つですが

1953年に誕生してから続く

SUB MARINERストーリーの

ビンテージともいえ・・・

 

なんつーか!言い換えれば

人の手で丁寧に組み立てられ

調整されたモデルとしては

最後となるモデルじゃね!?

とも個人的に思っているんですね

(5512、5513ともですが)

 

そんな本日ご紹介Sub-Mariner!!

1962年に誕生した ロレックス

サブマリーナとなりますが

当初 1530のクロノメーター検定機を

搭載していたものもあったようですが

その後すべてノンクロノメーターとして

その道を歩むこととなりました。

 

ん?

 ノンクロノメーターにって!?

これはどういうことかといいますと

時計お好きな方はよくご存知だと

思いますが

1960年代半ばにデイト付きの

Ref.1680が発表されたんですが

その以後、デイト付きはクロノメーター

デイトなしはノンクロノメーター!

というふうにしたんですね。

 

なに!?なに!?

この棲み分け感!?∑(゚Д゚)

しかしながら

ノンクロノメーターながらも

イギリス海軍への採用など

信頼性がとても高く!

このノンクロノメーター規格は

Ref.5513は1962年~88年頃の

Ref.14060、2001年のRef.14060Mと

ノンデイトのノンクロノメーター仕様と

続いていったのです。

 

えっ!?!? ∑(゚Д゚)

40年近くも継続されてたって!?

いやあー。!この意外感!!(゚ロ゚;)

 

だって!!だってですよー--!!

これまで着々と基本性能の強化を

図ってきたロレックス社の動向を

考えると継続というのが

ちょっと意外というのか異質に

思えてなりませんでした。

 

てか!!

40年もの近くノンクロノメーターで

がんばった感!!!(T▽T;) 

 

ちなみにクロノメーターとは

高精度の時計に与えられる名称の

認定をうけたということなんですが。

 

そんなこんななノンクロノ規格ですが

07年頃には Ref.14060もついに!

クロノメーター仕様に変更され

現在ではノンクロノメーター仕様の

モデルは姿を消してしまいました。

うーーーん

当然のことですが 少し文字盤の

バランスが変わってしまいます。

時計として良くなってますが

シンプルではなくなってしまいました。

個人的にはそこはちょっと・・・

かなしい(T▽T;)

 

そんなROLEXの歴史的な事情も

感じられる本日のSUB MARINER!

世界最初のダイバーズ軍用時計は

パネライになるようですが 潜水時間を

測定するための回転ベゼルを備えた

世界初の市販ダイバーズウォッチは

サブマリーナとなります。

 

例えばわたしが

ロレックスの腕時計って!?

と聞かれたら真っ先にこのモデル

サブマリーナ(デイトつき)を

思い浮かべます。

おそらく大半の方がロレックス

ブランドの顔! とおもってある

モデルではないでしょうか。

 

または

ロレックスの代表モデルは!?と

お聞きするとデイトジャストの

コンビモデルを思い浮かべる方も

いるかもしれませんね。

おそらくですが デイトジャストが

豪華さが求められるバブル景気の

時代に一世風靡したモデルだからじゃ

ないかなあー.。ともおもいます。

 

サブマリーナ、デイトジャストの

どちらもロレックスの代表モデル

としてはほんとーに申し分ありません

わたしなんかが偉そうにで

すみませんが( TДT)

両モデルともに

歴史的にも認知度的にも

ロレックスの代表作なのですから。

 

個人的にもそのころの映画で

デイトジャストは財を成した方が

もつ時計(成功者に)という演出を

たくさんみてきました。

それほどバブル景気期時代って

豪華さが求められていたんでしょうね

 

それに対して

サブマリーナ多くのロレックス

ユーザーが選ぶ時計!!

という印象があります。

いつか書かせていただきましたが

このより多くの人に普及している

イメージから私はロレックスの

代表モデルにはサブマリーナが

相応しいと思っています。

 

なんつーか!!

サブマリーナってマニアックな

モデルの対極にあるんじゃね!?

王道を好む人に選ばれるといいますか

超メジャーモデルだよなあー。

という印象もあります。

 

これも個人的なイメージですが

ほかのジャンルでいいますと

自動車ならメルセデス・ベンツ

スマートフォンならI-PHONE

筆記具ならモンブランなどと

王道があるのと同じように感じます。

 

んで!!

そのロレックスの王道が

サブマリーナという理由の1つに

高級感と屈強なデザインが混在する

絶妙なデザインだからだと思います。

てか!!

この上品にもワイルドにも

対応できる感!! 凄っ!∑(゚Д゚)

 

そんなサSubMarinerですが

ロレックス全モデルのなかで

本日ご紹介のモデル REf5513は

とてもとても長い歴史を刻んだ

モデルとなります。

 

視認性を最大の武器としてきた

この!!

その歴史のなかでも有名な秘話は

映画007でジェームス・ボンドが

つけていたサブマリーナ!!

日頃着用していたといわれている

あのお話。

これはRef.6538・6536ですが

このことがサブナリーナを

世界のロレックスに

押し上げたんじゃね!?

と思うんですよー!!

 

それにしましても

以前はサブマリーナつき

デイトなし! の価格の差が

あったようでしたがいまは

あまりなくなりましたよね。

 

たとえば

2012年の7年前の中古相場は

サブマリーナデイトつきは

だいたい48万ほど。

ノンサブマリーナ(14060)は

38万くらいだったとか。

 

これは日付だけでなく

クロノメーター認証も受けて

いなかったこともあってでしょうね。

うーー--ん

10万円強も定価が安かったようで。

これで10万円の差は大きいッす!

 

そんなノンサブマリーナ!!

ついオススメしたくなるんですが

その理由の1つにノンデイトが

ロレックスのクラシック感を

より身近に楽しむことができる

モデルだからなんですよーー!

 

だって!!

だってですよー!!

そもそもサブマリーナのルーツは

ノンデイトから始まっていますし。

なんつーか!!

ノンデイトこそがオリジナル

サブマリーナという発想も

でんじゃね!?とおもいます

(これも個人的感想です)

 

んで!!

わたしが なによりとてもすきな点は

ノンデイトの方がデイトより進化が

緩やかである点なんですよー!!

つまり!!

進化が緩やかということは

過去の仕様が味わる!

ということでもありますからね。

 

ちなみにですが

本日ご紹介のノンサブマリーナ!

その後14060(M)という変化を経て

いくのですがこのモデルは

約20年間という製造期間のなかで

ほかのロレックスのスポーツ

モデルが行った進化を敢えて

加わなかった!んですよ-!

 

なんか凄っ!!

戦略かどうかはわかりませんが

このロレックスプレミア感をさらに

強く証明しているようにも感じます

 

んで!

本当に余談で スンマセン~ですが

サブデイトつきなしでも数年前から

定価ではもう手に入らないように

なっちゃってますよね。

以前は定価で購入できたものの

今や定価の30万円くらいが

上乗せされたプレミア価格と

なっているようですね。

(中古でも7年前の4倍近く)

なに!? なに!?

この第2のデイトナ感!∑(゚Д゚)

 

話は戻りますが このロレックス!

全回転ローターにしても

防水ケースにしても今では

当たり前の機能ですが

どんなものでも初めに

思いついた人エライなあー!
んで!

ロレックスのように他社とちがう

ことを編み出すことでブランドの力も

名声も高まるんだなあー。と、いま

書きながらあらためて思いました。

 

ということで!

本日ご紹介のSUB MARINER!

5513ヴィンテージ!!

ベゼルもいい感じで 色落ちして

(写真ではキレイにみえますが)

この退色するから

ハゲるからこその味わい

エイジングをお楽しみいただけます。

 

わたしもそうですが

ご愛用者まさによっては

生涯同じ時計と過ごしていきたい

と思われる方は少なくないでしょう。

 

そうしたときに

過ごしてきた歳月を 見た目に変えて

表現してくれる アイテムだからこそ

パートナーに相応しいのでは?
という考えもひとつかとおもいます。

 

そんな

とてつもないオーラのすごさも

感じられるSUB MARINERの

ご紹介でしたーー!!

 

また映画のお話でスンマセンですが

大学教授のかっての恋人、チャーリー

ゲイの男を愛した女。かっての恋人は

今や親友という立場を 維持しています。

彼女はなかなか 興味深い立場だなあー。

と眺めました。

うーんそれって

分かるような分からないような。

中年になれば 多かれ少なかれ

感傷に浸るネタはつきないんでしょうね

 

それにしても男性というものは

人生最後の日と思い定めた

その日でもエロティックな目で

相手を(女性もかもしれませんが)

眺める。なんという切なさ!

 

若く、美しく、人生の道が見える

男性をまえにする大学教授の

目の動き。

うーーん

つくづく男性というのは視覚的に

エロティシズムを感じるのだなあー

と実感させられた映画でもありました。

 

でも!

あくまでもシリアスな作品なんですよね

ウイットに富んだ会話と俗なものを

排除した(あるいは軽蔑した)視点で

描かれた世界。
監督の趣味っぽい表現もけっこう

あって男性の体の美しさを映像に

おさめることも忘れてなかったりで。

(ちょっとしつこかったけど)

あ、やっぱり衣装もよかったなあー。

完璧に計算されていますね。

 

いやあー。

すべてに 総合的な芸術センスが

感じられるのです。そのシーンが

単に見かけだけ美しいわけでなく

どんな意味を持ち

なにを含んでいるのか!?

未来への暗示をきちんと表現して

いるあたりに、思わずニヤリ。

これが新人だったなんて!∑(゚Д゚)

大変な新人監督が登場したんですね

 

本日も

最後までお読みいただきまして

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

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