御殿場蒸溜所見学行ってきました。 | alehouseのブログ

御殿場蒸溜所見学行ってきました。

こんにちは。エールハウスです。

こないだの11月10日(日)は店舗をお休みさせて頂きまして、御殿場までスタッフとお客様とで蒸溜所見学に行ってきましたー。


アクセスは比較的に良い都心から気軽に行けちゃう蒸溜所の一つ。「御殿場蒸溜所」

「陸」とか「富士」のアイテムで比較的馴染みのあるウイスキー造っています。


当日は天気も雨が時々降る曇り空。

残念ながら富士山は見えずでちょっぴり残念💦


御殿場駅からは無料のシャトルバスも運行してるので時間を調べて行くのが良いかも。

見学の際にはヘルメット着用の義務あります。

メチャ労働者感がヤバイ♪


初めにキリンの御殿場蒸溜所の案内ムービーを鑑賞した後で見学ツアーの始まりになります。


まずは蒸溜釜から。

クラシカルなポットスチルのタイプもあるし、最近は下が円柱型になってる釜もあるみたいで。

そいえば、広島の桜尾もこの様なタイプだったなぁ〜。あまり幅をとらなくて良さそうだから機能的にも感じます。


ポットスチルは

小型のは2021年から導入という事で、凄いピカピカです。4000リットルの仕込みができるそうね。


こちらの大きいのは創業当初から使用してた大きなポットスチル。

2003年まで使用してたとか。

120度の蒸気で間接加熱して

25000リットルの仕込みが出来てたとかで。

今は展示物になってまして使用してません。

近くで見ると存在感が凄い‼︎


御殿場蒸溜所の平均気温は19度

80%の湿度があるという事で樽を熟成させるのにも向いてそうな環境ではないでしょうか。


仕込み水には富士の伏流水を。

濾過にかかる時間はゆっくり地表から染み込んで50年経た綺麗で優しい軟水が出来上がります。


水温は年間通じて13度になるようで。


ここで使われてる原料のモルトはイギリス産のノンピートモルトを主に。

グレーンウイスキーで使う材料のコーンやライ麦はアメリカ産のものを使用してるようですね。


最近では御殿場産のモルトのウイスキーも製造開始という事で、もうしばらくするとお目に掛かる時も楽しみです。


こちらのクッカーっていうスチルでグレーンウイスキーの仕込みが稼働中でした。


御殿場蒸溜所には幾つかのタイプの蒸留釜がありまして、世界でも少ないみたいですね。


その後は発酵タンクを。


いつもと順番が逆なのも新鮮。


主にステンレスタンクが多いですが、ダグラスファーの木材を使った木桶も幾つか。


木桶ならではの乳酸菌の働きを活かしての発酵釜のものも使う事で複雑な味わいのウイスキー造りが出来上がるようですね。



この上部がツルッとしたタンクは樽熟成後にブレンドしたものを入れてるタンクになります。

こういうのは初めて見たかも。


その後一度建物を出て熟成庫へ。

その途中には海外の原酒を入れてる大きなタンクが並んでました。メチャ大きい〜

こちらの向かいにあるNo.7のウェアハウスに案内してもらいました。

写真はとってないですがダンネージ式の平積みで3段から4段詰みでの熟成庫になります。

御殿場蒸溜所では温度管理された10段積みの大きな建物と案内して頂いた自然管理のダンネージ式の2タイプあるようです。


10段積みのは工場並に大きな建物になりまして、温度管理してても上と下では最大10度位温度差がでるみたいですね。


最後に試飲タイム。

特別に2つ増やして頂きまして美味しいウイスキーをみんなで味見させて頂きました。

楽しい時間です♪

買物ついでに有料試飲コーナーも。



こちらは12年のワインカスクになります。

少し加水をすると、とてもフルーティな味わいに香りが開いて美味しく頂きました。

ほんのりピートが利いてるのもまたイイ‼︎


この後は一度御殿場駅に戻って御殿場高原ビールのある時之栖へ向かいみんなでご飯食べてきました。

今回のツアーにご参加頂けた皆さま。朝からありがとうございました‼︎

また宜しくお願い致します。


記 やっしー