アルビレックス新潟バルセロナBlog

全く新しいスペインサッカー留学プログラム。
アルビレックス新潟バルセロナから、「世界基準の、サッカー人」へ。


テーマ:

 マラドーナによる神の手ゴール、日韓ワールドカップにおける韓国代表の躍進、南アフリカワールドカップ、ランパードの幻のゴールなど、何かと取り沙汰されてしまう審判問題。サッカーの試合を行う上で審判は必要不可欠、しかし、サッカーファンの彼らに対する反応は少々冷たいものがある。彼らに求められることは公平なジャッジと試合をスムーズに進行させること。適切な判断をすることは当然、ジャッジミスは言語道断とされ、簡単に批判の対象になってしまうという厳しい現状だ。

 

 その中でも、とりわけ厳しい環境とされるカテゴリー、それが現在アルビレックス新潟バルセロナも所属するクアルタ・カタラナ、カタルーニャ州4部リーグ、実質、上から数えると8部である。カタルーニャ34部では、副審がつかず、主審が1人で試合をコントロールしなくてはならい。そのため、ライン際で起こったプレーのジャッジは大変困難となる。ではオフサイドの判定はどう見極めているのか。

 

 カタルーニャサッカー協会に所属し、テルセラ・ディビシオン、実質全国4部リーグ審判員ブルーノ氏は、カタルーニャ34部の試合で笛を吹くことが一番難しい。オフサイドに関しては間違いなく勘で吹いている、という。確かに主審のみでは、最終ライン上から確認することはほぼ不可能。そのため、選手としては納得できないことも多く、判定が微妙で一番批判される部分でもある。実際、線審がいてもミスは起こっている。

 

 

 そしてブルーノ氏は、試合をうまくコントロールできないさらなる理由を挙げる。それは上位のカテゴリーに比べ、カードに対する執着心があまりないためだ、という。クアルタ・カタラナは州の中でも一番下のカテゴリーであり、プロを目指す選手はほぼいない。そのため、試合そのものに対する重要度が他のカテゴリーの選手たちに比べて低く、選手たちにカードをちらつかせて試合をコントロールするというようなことが難しいという。しかし、納得のできないジャッジには怒涛の勢いで抗議してくる。カードは気にしないのに、ジャッジは気になるのか。これもスペインフットボール。

 

 さらに、ブルーノ氏は報酬の違いを挙げる。スペインではカテゴリーが上がるに連れて報酬も上がっていく。ちなみにリーガエスパニョーラ1部では年収が日本円で1000万ほど、2部では1試合あたり2000ユーロになると言われる。セグンダB、実質3部では固定給があり、ここからプロの審判として活動ができるようになるのである。当然、一番下のカテゴリーは報酬も低く、本職を持っていないと生活もできないため、審判としてのモチベーションも下がる。それもクアルタ・カタラナでは苦労する理由の一つ。ちなみにブルーノ氏の本業は銀行マン。審判としての報酬は月500600ユーロほどなので、プロとして生計を立てるには更に上のカテゴリーに昇格する必要がある。

 

 ブルーノ氏も目指すセグンダBへ昇格できる年齢は満30歳まで。これは体力、判断力の衰えを考慮して年齢制限を設けているという。そのためスペインでは30歳を過ぎてしまうと、プロの審判としてのキャリアを一生築けないのである。そんなブルーノ氏は現在27歳、観客に殴られた苦い思い出などもあるが、テルセラ・ディビシオンに昇格した。そして、セグンダBへのステップアップもかかるここからが勝負である。

 

 

 改めて。ピッチ外で審判と話す。友人がいない限り、話すことはないだろう。その審判もひとりの人間であり、ミスをするということ。彼らも彼らなりに努力をしていて、それに対してプレイヤーはリスペクトを持って試合に臨まなければならない。ところが、いざ試合に入るとつい頭に血がのぼって忘れてしまいがちなので、心の中にしっかりと留めておきたい。そして、汚いプレーをしてくる相手に対しても正々堂々と戦い、勝って、心の底から喜べる熱い試合をするために日々精進していきたい。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

アルビレックス新潟バルセロナ運営事務局さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。