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小田原のアラベラです。 

 

昨日は私の母の誕生日でした。

1934年生まれ(昭和9年)の母は、

生きていたら昨日90歳になっていました。

 

 

60代半ばで亡くなったので、私の中の

母のイメージは60代の母の姿だけです。

ですから、90歳になった母の姿を想像しても

イメージが湧きません。

2001年に亡くなったので、もう丸23年経ちました。

 

昨日は仏壇の前で、母といろいろな話をしました。

 

生きていたら90歳の母。

生きていたらどんな話をしているのでしょうか。

 

いろいろなことを話せたので、いい供養に

なったのではないかと思っています。

 

逆にちょっと心配になってきたのが

私自身のこと。

母が亡くなった年齢になるまであとたった5年。

そう考えるとやはり母の人生は短かったなぁと

思います。

 

 

母が私の年齢の時、もう父が口腔がんになり、

大手術を何回も行い、入院していました。

東京の病院まで片道2時間強を毎日通っていた母。

私にはとても出来ないことです。

父の病気の心配をし、世界中を仕事で飛び回る

一人娘の私の心配もしながら毎日毎日東京に

通い続けた母。

 

今の私はあの頃の母のように気丈に

ふるまえるとは到底思えません。

やはり私はまだまだ母を超えることは

出来ないようです。

この年になってもまだ母の大きさに

勝つことはできません。

 

あと数年もすると、私が母と一緒に過ごした

年月より、母と別れてからの年月のほうが

長くなります。

 

昨日は私にとっても精神的に充実した日と

なりました。

母の力をもらい、エネルギーチャージが

出来たので、また頑張ろうと思います。