悪食のゲーマーブログ

つれづれなるゲーマー日記。


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今日レビューするのはこれ。

「死印」だ。

 

先に説明しておくが、本記事は多数のグロ的な内容を含むので

苦手な人は読まないように。

 

PVはこちら。

 

 

 

さて、本作のレビューを書く前に…このゲームをプレイ中に

 

・誰もいないはずなのにドアの外での物音が多数あった

・窓の外から犬でも猫でも鳥でもない、気味の悪い鳴き声が聞こえた

・プレイ中に妙な気配や視線を背後から感じた

 

という怪奇現象が多発していたことを書いておく。

それでは、レビューしていこう。

 

 

突然流行り始めた都市伝説。

体のどこかに獣の噛み痕のような「シルシ」が現れた人は、数日以内に死亡する。

「シルシ」が現れた人は、次々と記憶を失ってしまう。

また、通常では考えられない奇妙な死体となって発見される…そういったものだ。

 

 

主人公は右腕の手首に「シルシ」が現れ、自身の名前すら思い出せなくなってしまう。

その時偶然たどり着いた「九条館」で、喋る人形「メリィ」と出会う。

メリィが言うには、体にシルシを刻まれた人はそのシルシを刻んだ「怪異」を倒すことで

シルシを取り除くことができるらしい。

主人公と同じく体にシルシが現れた「印人」達と共に、多数の怪異に挑む…という

ホラーアドベンチャーだ。

 

 

プレイヤーは一人のパートナーを連れて廃校舎や樹海、謎の地下施設といった

様々な怪奇スポットを探索し、情報を集め、そこに巣食う怪異を倒すために奔走することになる。

マップ移動と画面内探索を組み合わせた簡単なAVGなのだが…恐怖のイベントCGや

細かい演出が本当に怖い。

例えばマップ探索で懐中電灯をふと階段の下に向けたら一瞬幽霊が映るだとか、

壁際にふっと血の手形が映るだとか。

さらにちょっとした物音とかも織り交ぜてくるので、その組み合わせで叩きつけられる

演出が本当に…本当に怖い。

お化け屋敷に入れない、ってぐらい怖いのが苦手な人には絶対にプレイをオススメできない。

 

 

探索中には何度か「Live or Die」という即死選択肢が絡む選択が登場し、選択を間違えると

即ゲームオーバーという罠が待っている。

また選択中は「魂」の数値が減り続け、これが0になると強制的にゲームオーバーだ。

なかなか厳しいイベントに思えるが、万が一失敗しても直前からすぐにやり直せる親切さな上に

道中に大量のヒントがあるから、しっかりと手に入れた資料や情報に目を通しておけば

問題なくクリアできる内容だ。一部ノーヒントもあったけども。

 

 

アイテムを集め、イベントをすべて見ると怪異と対峙し、その場で戦闘になる。

 

それぞれの怪異には明確に「倒し方」が存在し、その通りにアイテムを使わなければ

待っているのは死の運命でしかない。

彼らは一歩ずつ近づいてくるので、その間に「塩が苦手」や「インスタントカメラの光が苦手」といった

弱点が突くようなアイテムを叩き込み、弱らせたうえで決定的に苦手なモノを叩き込めば

倒すことができる。

火事で死んで怪物となった生き物には「発煙筒」を叩き込む、といった感じだ。

といってもアイテムには射程距離と使用回数があって、適切な距離で使わなければ

全く効果が無い。

またパートナーとの連携行動が必要なアイテムもあって、例えば「壊れた傘」と

「ビニールシート」なら一人が傘を広げ、もう一人がビニールシートを被せることで「盾」として

生きることになる。

こうやって手持ちのアイテムと手に入れた情報を駆使して怪異に対抗するのが

この戦闘パートの一番面白い部分だ。

 

 

それぞれの怪異は戦闘中にゆっくりと近づいてくる。そう、ゆっくりだ。

そして何よりも…近づいてくると、その姿がハッキリと見えるようになる。

これが…とにかく怖い。

例えばこの「首を吊った花嫁」の怪異は、遠距離だとボロボロのウェデイングドレスぐらいしか

目に入らないが…

 

最大まで近寄られると、その顔が

ハッキリと見えることになる。

怖い。

死ぬほど怖い。

これがライブ2Dでヌルヌル動くんだから、さらに怖い…。

この花嫁、「首を吊ったせいで首が伸びている」という細かい演出まで拾われて

作られているのも恐ろしいところだ。

彼女が首を吊った理由はハッキリとは伏せるが、

このゲームは全編通して大変に胸糞悪い事件の犠牲者が怪異化しているので

そういうテキストが苦手な人にもオススメできない。

 

…さて、怪異を倒せばシルシが消えておしまい、ではない。

さっき僕は「アイテムを集めて適切な使い方をすれば怪異は倒せる」と書いた。

しかし、それでは怪異を倒すことはできても「消滅」させることはできない。

するとどうなるか。

 

 

怨念返しによって、パートナーが死亡する。

その死に方は凄惨を極めていて、血溜まりになるぐらいならマシなもので…

 

・小学生の少女が目玉一つ残して肉塊に変わる

・悲鳴と絶叫が聞こえた先ではグチャグチャの○○○が…

 

といった以外にも、

 

現役アイドルのパートナーが、

 

 

むさぼり食われて肉塊に変えられてしまうなんて展開もある。

こういう演出が苦手な人は、手を出さない方がいいだろう。

 

しかし…通常のホラーAVGなら犠牲者の死は避けられないのだが、本作では

ちゃんと避けることができる。つまり、犠牲を出さないことができるのだ。

これは個人的には非常に評価できる部分。

 

さきほど「怪異」は「倒せる」と書いたが、倒し方には2パターンある。

「怪異を救済する」という方法もあるのだ。

これには怪異が持っている恨みや執念というものを理解し、それを解放する必要がある。

例えば女装趣味を厳しく禁じられていた少年の怪異には「口紅」を塗って「手鏡」で自身を

見せることで満足させ、成仏させるといった形だ。

こうすることで怨念返しが発生しなくなり、パートナーは生存することができる。

全ての怪異に救済手段が用意されているので、手元の情報を

くまなく調べて成仏させる手段をアイテムを見ながら考える、

というのが本作の面白い点だ。

 

 

ちゃんと全員生存させると、エンディングでそれぞれの後日談が見られるのも良いところ。

 

さて、本作最大の魅力はストーリー。

最初は謎だらけだったシルシだが、怪異を倒すことで徐々にその真相が見え始めていく流れは

「怖いけど先が見たい」といった気持ちでプレイ意欲を常に刺激され、

また睡眠時間を大幅に削ることになった。

特に終盤の怒涛の展開や、ラスト周辺の探索場所の怖さ(常時軍歌が流れる謎の地下壕)が

凄く怖くて、そして凄く面白かった。

ゲーム自体はクリアまで約8~10時間と短めなのだが、そこまで飽きることなく一気に

遊んでしまえるほどにのめり込める一本だった。

 

ただ…欠点を一つ上げるなら「最後の怪異は救済手段が用意されていない」という点だ。

本作のラスボスはある意味王道で、そして正しい意味で予想を裏切る存在で、なんというか…

「なんとしても救済したい」相手だったわけなんだけど…。

(むしろ本性を現したシーンなんて怖すぎて泣きそうになったぐらいに思い入れがある相手だ)

 

どうやっても、ソレの救済手段が用意されていないのだ。倒すしかない。

それだけが残念でならない。

トロフィーを見るに二周目の要素は無いはずなのだが、クリアデータのセーブがあることや

クリアデータに星マークがつくことから、もしかしたら展開が変わるのかもしれない。

途中途中にあった意味の無さそうな選択肢にも意味があるのかもしれない。

こうしてプレイヤーに「考える」アクションをさせるゲームは、本当に良いゲームだと思う。

 

ダンジョンRPGと言えばエクスペリエンスだったが、こういった方面のゲームでも

演出を含めて上手なチームだということが分かった。

また似たようなホラーゲームがこのチームから発売されたら、間違いなく買いたい。

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