体内の銅濃度が高い方は、子宮内膜に銅が付着することにより着床しづらいとの報告があります。

亜鉛は血中銅濃度を下げる効果があり、着床しやすい子宮環境に貢献すると考えられています。

そのほかにも受精卵の分割を促す作用があります。
男性の場合は亜鉛が不足すると男性ホルモン(テストステロン)の合成や分泌の低下、さらに精液中の亜鉛濃度が低いと精子形成が低下すると言われています。

 

 

 

 

~銅と亜鉛の関係~

銅と亜鉛は腸内の濃度が高いほうがより吸収されます。銅は通常の食品において過剰摂取が生じることはありませんが、
亜鉛摂取が少なくなっていることが問題です。
亜鉛を摂取するようにすると、腸内の亜鉛濃度と血中亜鉛濃度が上がり血中銅濃度が下がります。

日本人の食事は銅の摂取が多く、亜鉛が吸収されにくいため、銅過剰、亜鉛不足になる方が多い傾向にあります。

 

妊娠しやすい(着床しやすい)状態にするには、亜鉛摂取を増やしていくことで亜鉛の吸収を高め、

銅濃度が上昇し過ぎないようにすることが重要です。

 

順位 食品 100g当たりの含有量(mg)
 1位

かきの缶詰

25.0

 2位

かきの水煮

18.0

 3位

小麦胚芽

16.0

 4位

生かき

14.0

 5位

カキフライ

12.0

5位

かつお塩辛

12.0

 

出典:文部科学省「食品成分データベース」 ※「成分」リストから成分名を選択