シェアさせていただきました。
◆今日の断捨離
━━━━━━━━━━━━━━━━
FROM 小松易
こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
先日、はじめて大学で学生向けに
講演をさせていただく機会をいただきました。
講演の中で学生全員に対して
片づけが苦手と思う理由を尋ねると、
「つい先送りしてしまう」という理由と並んで
多かったのが「モノが捨てられない」でした。
大学生もやはり同じ悩みを抱えているんだなと、
妙に納得したのと同時に、では、
「なぜ人はモノが捨てられないか?」
という根本的な疑問が改めて湧いてきました。
すると、2年ほど前にあるテレビ番組で
ご一緒させていただいた医学博士の先生と
楽屋で出番を待っている時に
片づけの話題になって盛り上がった場面を
不意に思い出しました。
「人はモノに対する“執着”があるから
捨てられないんですよ。
つまり、“愛着”だけならいいけど、
それが“執着”になってしまうんですよね」
というと、その先生は、
もともと用意された言葉のように
こう言われました。
「あ、それは、愛着、執着、そして、
膠着(こうちゃく)ですね~。
最後には、いわゆる膠着状態になって
動けなくなるんですよ。」
ちょっと悔しい想いをしながらも(笑)
その先生の「膠着」という言葉が
とても肚に落ちるような気がしました。
膠着とは辞書によると
1 粘りつくこと。しっかりくっついて離れないこと。
2 ある状態が固定して、ほとんど動きがなくなること。
とあります。
つまり、手放せないモノによって
心も体も動きが止まってしまうような状態です。
人は、モノに足して「愛着」だけならいいけれど、
それが執着となると、最後には膠着してしまう
というわけです。
では、執着を手放すことができるのか?
今日は次の言葉を引用して、
執着せず終わることにしましょう。
スリランカ初期仏教長老の
アルボムッレ・スマナサーラさんは、
著書「苦しみをなくすこと」(サンガ出版)の中で
このように言っています。
「なくす楽しみは長持ちする
捨てることで得る幸福は、それこそ永遠なのです。
得たものはいつか消えてしまいますから、
得る楽しみはだめなのです」
この言葉を本で見つけるたびに
自分自身のさまざまなモノへの執着心を
改めて浮き彫りにされるのと同時に
捨てることの先にある可能性を
信じる勇気の必要性も同時に与えてくれる
気がするのです。
そして、まずは「愛着」と「執着」の違いを
自分の中で区別すること。
それが執着を手放すスタートではないでしょうか?
さて、今週は自分の愛着と執着を意識しながら
断捨離、かたづけ、実践していきましょう!
かたづけ士 小松易
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
断捨離とは、
モノへの執着を捨てることが最大のコンセプト
それは、愛着、執着、そして、膠着(こうちゃく)
最後には、いわゆる膠着状態になって動けなくなる
最後は膠着
皆さま、参考になりましたか?。
私、取り入れさせていただきます。
今日もお読みいただきありがとうございました。このご縁にいっぱいいぱいの感謝と
日々ごきげんに過ごせますように!!
ランキングに参加しております。
クリック 応援いただけると嬉しいです。
更新の励みに なります。
にほんブログ村
ありがとうございました。
共に螺旋階段登れる日を夢みつつ
どこまでも続く螺旋階段あせらず登ります。