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昨日、世界バレエフェスティバルに行ってまいりました。
3年に1度だったっけ、文字通り世界からダンサーが集う公演です。

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物販ブースにお客さんが殺到し、天井からはダンサーのバナーが下がり…。
女子率が異常に高かったです。
アイドルのコンサート会場みたいなノリが、ちょっと苦手w。

さて公演はというと、久しぶりにD. ホールバーグ君が観られる! ロイヤルのS. マックレー
君も、オペラ座のガニオ君も来るし!と思ってほくほくしておりましたが、ホールバーグ君は
ケガで来日できなかった。ダンサーにケガはつきものだけと、ほんとに残念ーーー。

ちなみにこの公演、フェスティバルというだけあって4時間30分の長丁場。
シンデレラや白鳥の湖のような古典もあれば、初めて観るモダンな作品もあって、バラエティに
富んだ構成でした。(3年前にも書いた気がするけど)幕内弁当のように各種おかずが楽しめる
内容と申しましょうか。

なにしろ演目が多かったのでここにすべて書き出すことはいたしません。
好きだったもの、おおーーっと思ったのは以下の演目です。
チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ
(チャイコフスキー、バランシン、サレンコ&マックレー)
なにしろマックレー君好きなもので。

3つのグノシエンヌ
(サティ、ハンス・フォン・マーティン、マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー)
オランダ国立バレエのラドメーカーのガタイと安定した体幹が印象的。

白鳥の湖
目下「白鳥」といえばこの人と言われている、マリインスキーのウリヤーナ・ロバートキナ。
ほかのプリマバレリーナに比べても、足が格段に細くて長い!
プリマになるべくして生まれてきた人、という感じ。
骨がほんとについているのかしらと疑いたくなるくらい繊細で柔らかな腕の動きに驚かされ
ました。

ドン・キホーテ
キューバのヴィエングセイ・ヴァルデスと、ノルウェー国立バレエのオシール・グネーオ。
どうだっと言わんばかりに次々とスピンとジャンプを繰り出して、これまで見たどの「ドン・
キホーテ」よりもパワフルで面白かった。