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おいしいもの尽くしだったアルゲロですが、その中でもおすすめはこのお店!
ワインバーでぺらぺらめくっていたイタリアのレストランガイドで評価が高かったので、
じゃ行ってみようかと訪れた、Andreini です。

このお店ミシュラン一つ星だったんですね、いま初めて知りました汗

アラカルトも可能ですが、コースのほうが魅力的なメニューが並んでいたので、コースに。
4品または7品のチョイスで、私たちは4品にしました。

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アミューズは、ムール貝を乗せたきゅうりのスープ、白身魚のラビオリ、ワイルドボアと
ポテトのピュレ。

繊細なプレゼンテーションと味わいで、期待が高まります。
画像にはありませんが、サルデーニャ名物のぱりぱりの薄いパン「カラサウ」が香ばしくて
止まらない、笑。

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キャビア、ペッパーのピュレを添えたボラと、トリュフ、キャビア、アンチョビ、セルリアック
のスパゲティ。

ボラといえばからすみのイメージで、身をいただくことはあまりないように思うのですが、
ちょっとクセのある味をケッパー、キャビア、ピュレの甘さがうまく引立てていました。

スパゲティも「これだけバケツ一杯食べてもいい!」と真剣に思ったくらいおいしかった、笑。

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ここまでもおいしかったのに、さらに私たちを感激させたのが「アルゲロ風パエリャ」。
お米ではなく、サルデーニャ特産のパスタ「フレゴラ」を使っています。
太めのスパゲティをぶつ切りにした、ビーズ状のパスタがしこしことした食感を残しながら、
おいしいスープをたっぷり含んだそのおいしさときたら、ああもう…。
新鮮な魚介類とうさぎの火の入れ具合も絶妙でした。

最後は、煮込んだ豆を添えたシーバス。
お豆がいささかしょっぱかったのですが、シーバスはぱりっと焼き上がっていて美味でした。

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プレデザートは、チェリーのソースをかけたピスタチオのジェラート。

口に入れた途端にさらりと溶ける、あっさり、爽やか味。

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カメリエーレ氏の強力なおススメで頼んだ、「クレマカタラナ 2011」。

「要はクリームブリュレでしょう?」なんて思っていましたが、ぜんぜん違う斬新なデザートが
登場。淡雪みたいなかるーい口当たりのカスタードに、いちごのソルベとエッセンスがマッチ
して、この新しさが「2011」というネーミングの所以と思われます。

デザートでこれだけ感動したことって今まであったかしら?と思うくらいのおいしさで
ありました。

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エスプレッソと、コーヒーのソルベ。
ソルベが苦みのきいた大人の味で、さっぱりとリフレッシュ。

今こうやって書いていると、あのときのおいしさがよみがえります…。
サービスもにこやかでてきぱき(しかもイケメン揃い、笑)、ときたま様子を見にいらっしゃる
シェフの控えめな笑顔も感じが良かったです。
カメリエーレ氏によると、日本人がシェフとして働いていらっしゃるそうですよん。

おみやげにいただいた焼き菓子も美味でした(特にほろにがレモン味のクッキー)。

Ristorante Andreini
Via Arduino, 45
07041 Alghero Sassari