受験生にとって、模試を受けないという選択肢は基本ない。
だからといって、すべての模試を受けようとすると週一ペースどころか被りも生まれる為、現実的ではない。
家で解くという選択肢が一応あるが。
 
そこで、浪人生は月一程度のペースで模試を受けることが推奨されている。
高3生は学校がある為、1学期で1,2回、夏休みで2回、以降は毎月受ける、みたいな目標が設定されていた気がする。
 
僕は浪人生なので月一程度のペースで受けるつもりだが、ではどこの模試を受けるべきなのか。
 
これは母数の問題で、駿台、河合の二択である。
一応東進もなくはないが、せいぜい冠模試を受ける程度だろう。
進研は駿台ベネッセなどを除き基本個人で受けられなかったはずだし、代ゼミは母数が少なすぎる。
 
また、記述模試の難易度は基本
 
駿台(全国模試)>>河合(全統記述)
 
となる。
駿台全国模試は飛び抜けて難しく、第二回は更に難易度が上がる為、
誰が言い出したのか駿台全国模試をsoon die(スーンダイ)残酷模試と言うギャグが生まれていた程だ。
 
ただその難しさ故、旧帝早慶医学部以上の受験生からは大変重宝されている。
模試と母集団のレベルが、全国模試の中でも最高レベルで高いからだ。
 
一方、河合全統記述。
これは比較的標準的な模試であり、駿台よりも多くの人間が受ける。
その分難易度はやや落ちるが、ほとんどの受験生にとっては問題ないレベルで、東大京大医学部を受ける様な層にとってはあてにならないかもしれないが、
逆に言えばそれ未満であれば十分信頼に値する判定が得られる。
 
最難関志望なら駿台全国を。
難関以下なら河合全統、駿台全国は力試しに受ける程度で良いと考えられる。
あまりの難しさに意気消沈して今後の学習に影響が出ても困る。
 
現在(2/17)時点で2025年の駿台模試の日程は定まっているが、
河合模試の日程は出ていない。
 
駿台模試日程参考:
 
その為現状ではまだ詳細なスケジュールを作ることはできないが、
一応の考えとして、僕は浪人生であるが故に情報の試験勉強を全くしたことがないので、
第一回の共通テスト模試は駿台河合問わず見送ろうと思う。
 
少なくとも夏休みに入るまでは、英国数の主要科目を中心として理科も勉強しなくてはならないから、社会や情報といった共通テストでしか使わない科目に時間を割く余裕がないからだ。
情報なんて所詮1000点中の100点しか占めてないのだから、他の科目の力試しに受ければいいじゃないかと思われるかもしれないが、ここで先に言った、模試のペースの話に戻る。
 
駿台模試は、全国模試が6/2、atama+共通テスト模試が5/12にある。
河合も大体同じ時期にあるので、どっちも受けるとなると月2回受けることになる。
この頻度は直前期ならばともかく、4,5月あたりでは受けすぎに相当するのではないかと僕は考えている。
 
なぜなら、模試は受けただけで終わりではないからだ。
自己採点をして解説を読み、解き直して、弱点があれば補強する為に問題集などに戻ってメンテナンスを行う必要がある。
その間にも、模試と別の勉強は継続しなくてはならない。
月2回受けると、それら一連の作業に圧迫されて、色々と手が回らなくなる可能性がある。
加えて、模試だって無料ではないのだから、ポンポン受けていては家計にも響く。
 
以上の理由から、第一回の共通テスト模試は見送る予定だ。
その代わり、記述模試は受ける。
国立を受けるのなら記述試験は避けて通れぬ壁であり、全ての科目について現役の頃の貯金が生きてくるから。
 
結果の報告は……