大人のパルパル交流2011







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すべて手探り


4日、初めて震災後、岩手に帰りました。

途中、仙台で途中下車し、ボランぺOB卓也くんに頼まれた自転車のタイヤを届けに行きました。

卓也くんは、被害が大きかった仙台の沿岸部に程近い所に住んでいるので、「アキラさん、津波の被害が大きい所を見たほうがいいですよ」というので、自転車で仙台空港近くまで行きました。

名取市にある、小さな川。
「こっちとこの川の向こうとで、天国と地獄なんです。」と彼は言う。

その川の橋を越えたら、

言葉を失う瓦礫の山が。

聞こえてくるものは何もなく、流されずに済んだ家にいる方が、片付けをしている。

仙台空港方面に向かう道路には立ち入り禁止の看板が。
その看板にスプレーで「やじ馬変えれ」の文字。

胸が痛くなった。

その後実家へ向かい、公民館へ。

明日は気仙沼へ向かう。

自分は良かれと思いながら、行動しているものの、


自分はやじ馬なのか、どうなのか、自問自答しています。

どうやって被災地の深刻さを伝えて行けないだろうな…

パルパル交流より義援金のおねがい

みなさまへのお願い

パルパル交流世田谷実行委員会
事務局長 石川 由喜夫 

「パルパル交流」は1985年から始まった一関市千厩町小梨地区と世田谷区太子堂地区を中心とした青少年健全育成のためのプロジェクトです。この27年の間に2000名以上の子供たちが相互に春と夏の合宿を通じて交流してきました。その実績が認められ、1993年に内閣総理大臣賞もいただきました。今年も3月24日~28日に千厩町の子供たちが東京に来て、世田谷区青年の家に宿泊し、様々な体験をしたり、ホームステイをしながら交流する予定でした。しかし、3月11日に起こった大地震により、中止せざるを得なくなりました。「パルパル交流」では、この27年間、中学生高校生を中心として千厩では『ボランペ』(ボランティアをやっぺ)、世田谷では『ボランゼ』(ボランティアをやろうぜ)を組織し、交流の小学生たちの世話・世田谷の心臓病の子どもの渡米手術のための募金活動等、沢山の活動を行ってきました。
 活動の中心となっていたボランペ・ボランゼのOB・OGたちは、今回の大震災でも互いに安否の確認をしあいました。おかげさまで3月14日の夜に全員の安全が確認できました。また、千厩町は地盤が硬いため、ほとんど被害はありませんでした。ボランペOB・OGの一部が住んでいる気仙沼市や南三陸町は大地震で壊滅的な被害を受けました。そこは夏パルで使っているキャンプ場からたった10数kmほどのところです。また同じく夏パルで使っている「みなみ交流センター」「小梨公民館」も避難所になっています。

 現役のボランペはその運営や支援で活躍しています。この東北関東大震災は未曾有の大災害です。皆さんも何かお手伝いをしたいと考えていることだと思います。ボランゼやボランゼOB・OGは手伝いに行きたいと思っています。しかし、現地へ行くのも不可能な状態です。現地での手伝いそのものはボランペやボランペOB・OGにお願いするしかない、と考えています。そこで活動費のカンパをお願いいたします。義援金ももちろん大切なのですが、私たちは自分たちの出したお金が目に見える形で使われてほしいと思っています。ぜひご協力お願いいたします。

[振替先 ゆうちょ銀行 02230-3-109912 千葉秀一]

 振替先は「千葉秀一」の個人名ですが、団体名で振替先を作るには2~3週間かかってしまうので、その場で作れる個人名にしました。

 もちろん皆さんご存知のように「千葉秀一」はミスターパルパルこと、パルパル交流岩手推進本部の事務局長の千葉秀一です。
 また、パルパル交流のホームページでも、この文章を見ることができます。お友達や知り合いの方にお知らせいただければ幸いです。

 ホームページアドレス http://www.geocities.jp/phcmm399/
 グーグル・yahooなどで「パルパル交流」でも検索できます。(「地域間相互交流事業 パルパル交流」がホームぺージとなります。)

 なにとぞ、皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

 この大災害を皆さんと一緒に力を合わせて乗り越えましょう。