今日いらしてくださったお客様は、長年、ある百貨店に勤務されておられるそうなのですが、最近は社会性のないまま大人になられた「ちょっと変わったお客様」が増えてきて、困ったクレームも多いそうです。


そういうときには「そのクレームは正当なものか、それとも時間を割くべきものではないのかを判断して。時給に換算し、その問題に応じて適切な対処されるのだそうです。


たしかに、「対処」というのは正当なことを言ったから解決するものではにのは確かで、ある方などは朝、奥様から「ごみをすててきて。」と言われたので捨てにいこうとしてチラリと中を見ると、長年集めた紙モノなどのコレクションが詰め込んであったので猛烈に抗議したところ、逆に奥様に「ゴミを捨られれるのが腹がたつのならこつちにも考えがあると」言われ、おじけずいたところに「そんなにゴミを捨てられるのがイヤなら、あんたみたいな粗大ゴミも捨てようか!」とわめかれ、結局、自分が長年集めたコレクションを自分で捨てにいかされたそうです。


ナムアミダブツ。


まっすぐに正当なことを言うのは正しいことかもしれませんが、かわすことも、変化球も人生には必要。


まさに北風と太陽という気がします。