時々、拗らせが訪れる。
小さな小さな引っ掛かりとか
何となくの雰囲気の感じとか。
小さな小さな引っ掛かり。
例えば
今日は一日、お家の人たちとお買い物に行って、お夕飯は外で食べてきたって聞いた時の、ほんのすこーーーーしの《チク》っていう小さな小さな引っ掛かり。
でもカレは、私がお家の人達とお出かけした、旅行に行ったって聞いても、この《チク》は無いと思う。
カレとの、そこの違いを感じ取った時の拗らせ。
《チク》ってなるのが嫌なんじゃなくて、なんであなたは《チク》ってならないの?っていう、自分勝手なへそ曲げからの、拗らせ。
この《チク》は、ほんの一瞬のことで、大きくなることも、引きずることも無いものの、無くなることもない。
カレに聞いたところで、多分、私に気を使って、
『《チク》ってなるよーっ』て言うと思う。
それはそれで
『なんでそんな取り繕うようなことを言うの』ていう、謎のモヤからの、へそ曲げからの、拗らせになるから困ったもんだ。
結局拗らせることに変わりは無いんだから。
カレからすると
っていうことらしい。
だから《チク》も小さな小さな引っ掛かりも、不安も心配も気がかりも全然ないらしい。
私はまだまだ未熟者です。