SOMPO美術館 東郷青児 蔵出しコレクション内覧会へ | AKO STORIES

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2021スロー更新♡よかったら遊びにいらしてくださいね。

こんばんは。

 

 

 

東郷青児蔵出しコレクション〜異国の旅と記憶展へ参加して参りました。

 

内覧会というイベント自体久しぶりで嬉しいです。

 

2020年7月にリニューアルしたばかりのSOMPO美術館の正面入り口です。

 

損保ジャパン本社ビルの42階にあった時の

クラシカルな印象とはガラリと変わり生まれ変わりました🌟

 

 

新しい時代を感じさせるモダンアートなファザード

入り口にはゴッホの《ひまわり》陶板複製画がお出迎えしてくれます。

 

 

 

エントランスもゆったりとしています。

リゾート地の美術館のようなゆったりとした空間に

ここが新宿副都心であることを思わず忘れます。

 

 

 

後方にロッカーがあり、手荷物を預けて展示会場(5階)へ

 

入り口:再現されたアトリエにて

1920年代パリ、日本は大正、鬼滅の刃と同じ時代・・

 

船旅を経てフランスへ留学へ

東郷青児さんって才能はもちろん、

相当なイケメンだったことが偲ばれます。

 

 

 

 

《コントラバスを弾く》1915 東郷青児 

 

 

 

《南仏風景》 1922 東郷青児 

左下の書き込みは読みづらいが、おそらくはカーニュ(Cagnes)

東郷はマリネッティ宛の手紙に1922年の春に体調を崩して一ヶ月ほど

南仏プロヴァンス=アンプ=コートダジュール

地域圏のニースで保養したと書いている。

キャプションより

 

 

 

《赤いベルト》1953 東郷青児 

なだらかな肩のライン、絞ったウエスト、長い丈のフレアスカート1947年に

クリスチャンディオールが発表したニュールックの特徴である。

布地を贅沢に使い、女性らしさを強調したデザインは「平和のシンボル」

とも呼ばれアメリカ映画にも登場した。

1950年代の女性ファッションを牽引したシルエットである

 

展示キャプションより

 

 

 

《女体礼賛》 1972  東郷青児 

 

東郷青児さんって生涯にわたって世界を旅していた方だと知ります。

 

留学時代のフランス国内はもちろん、

イタリア、ギリシャ、ベルリン、デンマーク

ロンドン、スペイン、ポルトガル、アルジェリア、モロッコ、サハラ砂漠、チュニジア

イラク、イラン、北京、ソウル、ハワイ、メキシコシティ、ペルー、ブラジル、

リオデジャネイロなど

 

行く先々の文化や人々にインスパイアされたイメージ

異国の雰囲気がそれぞれの作品を彩ります。

 

でも女性像の作品にも一貫して通じるのが

その時代を映す女性美の魅力。

 

そしてリスペクトの眼差し。

 

 

 

 

そして最後のスペシャル展示室は

セザンヌとゴーギャン、ゴッホの巨匠部屋へ

 

 

 

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》

何回見ても

本物との再会は新鮮な気持ちにさせてくれます!

 

 

 

リニューアルオープンにふさわしい東郷青児氏の企画展

 

所蔵品だけもうお腹いっぱいな気分。

本当空間丸ごと楽しめて素晴らしい美術館に生まれ変わりました!

 

 

カフェ空間とミュージアムショップ

 

展示会開催日の土日祝日のみオープン!

鑑賞後のひととき、味わい深いものになりそうです。

 

展示会チケットを持ってなくても入れるとのこと

気軽にミュージアム空間でお茶できるのはいいですね。

 

穴場のカフェスポットとなりそうな予感♪♪

 

 

 

 

 

開催中〜2021年1月24日まで

東郷青児 蔵出しコレクション

〜異国の旅と記憶〜

 

サイトはこちら

 

 

 

時間指定の予約制となってますので

サイトをチェックしてからお出かけください。

 

 

 

 

アートでつながるご縁に感謝して

 

 

阿川 千晶