夏のような暑さの日
花壇に咲いていた白い花は萎れ
紫陽花は枯れた
木彫りで焦げたような色のコロボックルの置物が不敵に笑う

水が欲しいと求める人々は
干上がった田んぼを見て落胆の悲鳴
必然的に室内で動画を見て過ごすのが暗黙の義務

だんだんわかってきたことは
きょうはないということ
干上がってしまう前に
雨乞いをするのかもしれない
まつりだろう
まつりがひつようのひなのかもしれない、、、