最近の女性アイドルグループは、メンバーが変わるグループが多い。
以前はグループであっても解散(活動停止)までメンバーは固定であった。
女性アイドル(歌手)の場合、ソロでもグループであっても活動期間(人気期間)は3~5年程度である。
(アイドルの賞味期間ともいわれる)
そんな中で、「モーニング娘」がメンバーを変えながら人気を継続した事で、
その後の女性アイドルグループはメンバーを変えて活動を継続するグループが増えてきた。
メンバーを変える方式は、新規にグループを結成して、初期の宣伝費用をかける必要がなく、
新しメンバーが加わることで新鮮さが保たれるメリットがある。
逆に、最大のデメリットは、グループとしての技術力が上がらないことだと思う。
歌やダンスは経験を積んで技術向上するが、ベテランが抜けて新人が入れば、グループとしての技術力は低下してしまう。
某グループでは「アイドルはファンとともに成長する」と言う話もあったが、それはメンバー個人としては成立するが、
そのメンバーが辞めてしまうと終わってしまう。
”成長”はグループとしては成立しない。
・・・だから、メンバーが変わるグループは”成長”と言う言葉は使わず”変化”と言うようだが。
私は、どうしても”成長”を見たい。
個々のメンバーとして、グループとして”変化”ではなく”成長”を見たいのである。
3年目よりは5年目、5年目よりも10年目。
活動を継続し、経験を積むことで、少しずつであっても歌やダンスが上達し、表現力が増すことはファンとしては嬉しいことである。
だから、私の場合、モーニング娘やAKB48、SKE48など、メンバーが変わるグループは、一定のメンバー構成が継続した期間は好きだが、
メンバーが変わってしまうと、どうしても興味が失われてしまう。
大好きだったJuice=Juiceも初期の5人の時は良かったのだが、
新メンバーの加入で、グループ・イメージが変わってしまい、グループ歌唱力が低下したことで興味を失ってしまった。
その代わり、Berryz工房や℃-uteのように、メンバーが変わらなければ、ずーっとファンでいられるのだが、
結局、活動休止・解散で終わってしまった。
結局、メンバーが変わらない女性グループの場合、
人気とは別に、メンバー個々の考え方の変化によって、グループ活動が継続できない状態になる場合がある。
*男性グループの場合は、仕事優先の考えでグループ活動を継続できるが、
女性グループの場合は個人の考えを優先してしまう傾向が強い。
特に、”10年”と言う数値的な区切りで変化が起こる場合が多く、10年目以降は”解散”の可能性が高くなる。
そんな中で、メンバーが変わらず、10年以上活動を継続している女性グループ
今の私にとっては
東京女子流
である。
2021年は結成11年目。
しかも、最近は、歌唱力や表現力が上がり、更なる成長を期待できる状態になっている。
こんな嬉しいことはない。
現時点で、東京女子流は私の理想的なグループである。
ただし、東京女子流は、活動10年以上の女性グループ。
突然”解散”の話が出るかもしれないことが、最大の不安要素です。


