今の仕事が終わり、
仕事探そうかな~とネットで見ていたら
次の仕事が来ましたよー!うれしいです。


今回もエリアを変えて同じようなお仕事です。


遠いですが、半人前にも次の仕事が来たんだから我慢せねば。


締め切りの期日を確認して、
今回は自分であたふたしない範囲の仕事を請け負いました。


ベテランさんに教わったように、

取材に行く前に大方の構想やレイアウトは練っておき、
取材は仕上げ段階となるように段取り良くやって行こうと思います。


そう思っていても、詰まってぐじゃぐじゃになっちゃうんですが・・・・

そうそう、同じ仕事内容でも編集者さんに

(エディターさんっていうのかな?)よって
だいぶ指示の出し方が変わりますね。

今回はラフと言って、コマ割りが決まっていたり
要点がきちんと記載されていたりとすごく親切。


女性のエディターさんですが、

専属で仕事をされているから手が回るのかな。
指示が細かいとボケも減るから、ありがたいですね。


しかし指示や仕事内容は実のところせっぱ詰り度により、
無茶ブリ度は変わってきます。

当日行き当たりばったりで仕上げてきて!とかね。

私は内職としてお金を稼ぎながら、
他の出版下請けでも働けるように、
要経験者と呼べるくらいのスキルアップを狙っていますので
何事も経験としていこうかなと思っています。


私にとってこの仕事は、まだ遊びなんですね。
新しい遊びだからそんなに苦ではないのじゃないかと思います。


正直、若い男性ライターさんは、

これを専業にするのでは家族が養えませんから
自分がエディターとして出版から仕事をもらう下請け会社を作ることを考えたり
ノウハウを教えるスクール業に移行しようとしたりと思うようです。

旦那に私の性格を聞くと
”悲観的!”な思考回路を持っているんだそうです。


こう言う思考回路は鬱病につながるから注意が必要なんて
昨日の脳科学ミステリーなんてTVでもやっていました。


マイナス思考過ぎる考え方も事実を曲げちゃうんですね。


もちろん悲観的なんですが、

それ以外にも性格は複雑に絡んでいるわけで
産まれ持った性格が人の基本になり、

育つ環境で人格が肉付けされて行くんですよね。


そんな話を友人としました。曰く、


産まれ持った性格に優劣は無いって思うんだ。


IQ(知能指数)は持って産まれる物だけれど、
その数値が人格の形成に関係するとは思えない。

持って産まれた資質、それを自身がどう育てるかが人格になって
行くのだと私は思うね~って。


たとえば、昨日のジャンプの沙羅ちゃんのインタビューね。
彼女がもし金メダルを取ったとしても”へ~やったね!”
程度の感想を持っただけ。


でもね、

私が彼女を高く評価したのは終わった後の気丈な態度です。


期待に応えられず泣き崩れるのかと心配でしたが、
競技後のインタビューにしっかり答えたその姿は、

産まれ持った資質に頼った成績ではなく、


人生で学んだ経験を人格として身に着けた勇姿に見えて格好よかったなぁ~


産まれ持った性格育ちを嘆くのではなく、

与えられた資質の中で精一杯生きる人が好き、

私もそうでありたいけれど、、、なかなかね?(笑)


だって。


痛々しい感じでかわいそうだったけど、
子供扱いではなく、一人の人間として尊厳と言うのかプライドを持って
受け答えていましたよね。


確かに、勝ち負けだけじゃないよね。


彼女のように才能やチャンスに恵まれても、
運に恵まれなかった時もあるし
人生はいろいろと大きい明暗、小さい明暗がいつも付くもの。

そんなものなんだから、
沙羅ちゃん堂々と帰ってきてまた頑張ればいいよね。


出版業界は最近購読者も激減して冬の時代なんだそうです。


私だってこの仕事の次は決まって無いし~


ですから安く上げる為、下請けに企画を丸投げする。
よってその仕事をするライターもカメラマンも編集さんも
安い工賃で仕事を請け負わなくてはなりません。


私のように旦那が居る場合は良いけれど
それで生活を支えるとなると、

金銭的にかなり厳しいと思います。


というわけでライターさんはコマ不足。
(だから私なんかでも仕事ができるんですが)
やる人が居ないから、納期がいつも厳しくなるし

無茶な取材日程だったり
一つ一つの大切な工程をはしょったりしたり、
ということも多いみたい。


スキルもないし粗忽なので,そもそもうっかりミスも多いのですが、
そのうえで、工程などめちゃ振りされるので
取材先からもカメラマンさんからも赤ペン先生からも

仕事に入れば、皮肉やクレームやお叱りや言われっぱなしです。


そんな時、一緒に回った女性のカメラマンさんに


”怒られることってありますか?”って聞いてみました。


”もちろん”とのこと。


”そういう時はどうするの?”と聞くと、


”とにかくひたすら聞く、謝る”んだそうです。


一通り言いたいことを言うと相手も冷静になったり気遣う余裕も
生まれて、言いすぎたって誤ってこられる場合もあるとか。

ほ~と思い、


それからはそういう気持ちで臨むようにしました。


佳境になれば、誠実な対処をしてくれるお店にも
無理な注文を言わなければならないこともあり、
ムッとされることも多いのですが
そんな時は謝罪はもちろんですが

面倒ですが、普段はしないお礼メールをしたりして
なるべく相手の意向にそう態度を取るようにしていたら

なんとなくカメラマンさんが言う通り、
相手先がこちらを気遣ってもらうような気がする
場合もあるようになってきました。


そういうことはほかにも、


怖いカメラマンさんと一緒の際、編集さんに
怒られるかもしれません。とビビりながら仕事に出かけたら
次の会は妙にカメラマンさんに優しくされ最後に握手なんかされたりと、


仕事がしやすいように、編集さんがとりなしてくれたんだと思います。


人間関係やコミュニケーションってこうやって積み上げていくのか。
と初めて解りました(遅いって!)


もちろん、

いつもこんな順調に行くわけじゃあ決してありませんが、

たまに感じる達成感や、

報われた喜びなんてものを味わえるのも仕事ならでは、なのですね。