足を踏み鳴らしたくなる。映画「グレイテスト・ショーマン」 | 拝啓、ステージの神様

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ステージには神様がいるらしい。
だったら客席からも呼びかけてみたいな。
観劇の入口に、感激の出口に、表からも裏からもご一緒に楽しんでみませんか。


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拝啓、ステージの神様。

足を踏み鳴らしたかったんです、本当は。
 

話題のミュージカル映画『グレイレスト・ショーマン』を観た。

普段、舞台でミュージカルを観慣れている人だったら、

特に、上映時間を短く感じたのではないだろうか。

 

劇中にも「ショーマストゴーオン」というセリフが出てきたが、

「まだ終わって欲しくない」「もっともっと観ていられるのに」「まだまだ聞いていたい」そんなウズウズとした気分にさせられる映画だ。

 

職を失ったP.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)が思いついた、ユニークな人たちが出演するショー、彼は募集の貼り紙を出し、人を集め劇場公演を始める。

彼のそばには元は裕福な家の育ちの妻・チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と、二人の娘がいる。

二人の娘、可愛すぎる。

 

上流階級に顔のきくフィリップ(ザック・エフロン)をパートナーに招き、ショーも暮らしも順風満帆にみえたが……。

彼がスカウトしたパフォーマーたちとの絆、家族との関係はどうなるのか。ショーは終わってしまうのか。

 

ストーリーにハラハラするというタイプのものではなく、登場人物たちの表情と心と歌声にドキドキする。

さまざまなタイプのメロディーが次々と流れ、歌声とダンス、パフォーマンスが目の前のスクリーンで繰り広げられる。

場面転換がスピード感にあふれていて、それが彼らの放つ生命力に重なった。

 

だから冒頭に書いたように、まだまだ観ていたい、もっと聞きたいと思うわけだ。もっと浴びたいという表現のほうが近いかもしれない。

 

個人的にはヒュー・ジャックマンとザック・エフロンが酒場で歌う「♪THE OTHER SIDE」が好きだ。

バーカウンターを使ったリズムやグラスパフォーマンスが楽しいし、もっと見たくなる。


ヒゲの生えた女性歌手レティ(キアラ・セトル)が歌う話題の「♪THIS IS ME」は、一曲を通してのクレッシェンド感がサイコーだ。

アンサンブルの声が重なるにつれ、バルーンがどんどん膨らんでいくようで、できるなら足を踏み鳴らしながら聞きたかったし、ずっとずっと聞いていたくなる。

よく、シアターコクーンなどの演出である、舞台の奥がブワーッと開いて、向こう側が見えるみたいな、そんな仕掛けが飛び出しそうな気さえした。

 

もっともっとと思いながら、映画は1時間45分で終わる。

でもショーは続いているはず……という気持ちで映画館を後にした。

 


エンドロールのバックもカッコよかったー。映画のパンフレットを買ったのは久しぶりです。

映画『グレイテスト・ショーマン』

2018年2月16日(金)公開

 

 

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