10年ぐらいまえから、
スウェーデンのビスケット「ANNA'S THIN」が大好きで、
こっそり、断続的にハマり続けている。

間食の習慣がない私ですが、
(すすめられたり、誰かと一緒だったら食べるけれど、自発的には、ない)
このビスケットだけは、突如として食べたくなる。
疲れてたり、生理前だったりするときが多いかな。

ジンジャーをはじめ、シナモンやスパイスたっぷり、
うすーくうすーく焼いてあって、
何枚でもサクサク食べれてしまう。
ロイヤルミルクティーやカフェオレ、ホットミルクにあいます。

人生の98%を本と本づくりとごはんと変な恋愛にささげる毎日

江國香織の小説『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』にも、
このビスケットが登場する。

アナズジンジャーシンズというスウェーデンのクッキーは水沼の気に入りで、
陶子は普段、密閉式のガラス壜に入れて常備している。
アナズジンジャーシンズと生クリームをゆるめに泡立て、
ジンジャーシンズですくって食べるのが気に入りの食べ方なのだ。



ここに登場する「水沼」というだんなさんは、
かなりのこだわりやさん。
常備してあるはずのこのビスケットを、
主人公の陶子が妹と食べてしまったと知ると、
とたんに不機嫌になり、わざわざ車で買いにいってしまう。

この気持ちはわかる!
「このビスケットと一緒にお茶のも~」と思いながら、
ほくほくお茶を入れたのに、ビスケットが切れておる…。
ショックははかりしれません。

それほどハマります。

本に登場するように、生クリームですくって食べるのも確かに美味しい。
美味しいが、カロリーがやばい。


成城石井やカルディ、輸入のお菓子を暑かっているお店で
あつかっていることが多いかな。
スウェーデンビスケットはほかにもいろんなメーカーがあるけれど、
サクサク感が「ANNA'S」がいちばんでーす!