場所は身延町(旧下部町)三澤。
前回の宇ノ尾隧道からは県道9号を少し戻り、県道405号割子切石線に入って、1kmちょっと進んだところです。
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現行の大石トンネル北側抗口です。
ここから左を向くと、、、


そこには旧大石隧道の扁額が

といってもそこに旧隧道があるわけではなく、、、

こんな感じで扁額だけ記念碑のように飾られています。
でも今の時期は緑に埋もれてなんだかよくわからない状態です。
で、この記念碑の奥(上の写真だと右の奥)へ進むと一応旧隧道のあった場所にいけます。

藪を抜けて、、、

これです。
といってもなんだかよく分からないくらいに埋められています。
あると分かっていてもよく見ないと気付かないくらいです。
反対側へ



現トンネルの南側です。
ちなみに現トンネルは1991年3月竣工で延長は134メートルです。

少し後ろに下がると右に分かれる道があります。

分岐した道をまっすぐ行くと峠越えの旧道でしょうか。
今回は行っていません。

この壁は2つ前の写真で右に分岐してすぐの場所です。
これをまっすぐ超えると、、、

旧隧道の南側抗門の上端が見れます。

扁額は抜き取られています。
これが北側にあった記念碑に使われたのでしょう。
何でわざわざ北側のを抜き取って南側に持っていったんだろう


抗口付近のアップ。
現地ではこの出っ張り部分は抗口をコンクリートで固めたものかと思ったけど、よく見るとコンクリートで迫石を象った抗門の一部のようです。
抗口はコンクリートで固められていないのか

そうだとしても、土砂で埋められているでしょう。

できれば元の姿で保存してほしいものですね。

近くに旧大石隧道についての説明書きがありました。
竣工は昭和9年。
住民の期待が込められて開削された隧道であったことが分かります。
現代のトンネルにこんな思いが込められたトンネルがどれだけあるんだろうか
