高畠依子個展 「CAVE」
へ六本木のShugoArtsへ行ってきました。
クリスマスの12月25日(日)まで。もう終わってしまいましたけど、そのレポートです。
シュウゴアーツは、
六本木のピラミデの近くのギャラリーの多く集まったビル、c omplex665 の2階にあります。
●個展入り口
■作品紹介
●展覧会風景
「CAVE」のシリーズは、ラスコー壁画にインスレーションを得たことに始まるそうです。
色々と加工を加えたカンヴァスに漆喰を浸して作品を製作。漆喰の特性(二酸化炭素を吸収しながら石灰岩になっていく)を生かしているとのこと。
そう言われると洞窟の壁の様ですね。
静かな第一印象ですが、見ていくと心が不安が生まれるのか、心が騒ぎます。
ドゥドゥって感じ。
■高畠依子さんとは
1982年福岡県生まれ、キャンバスと画材の関係を探って制作を続けています。
作っては壊してまた新しく作り出す作風。理知的に検証しているのが作品から感じられる作家さんです。
●展覧会風景
こちらは高松塚古墳に影響を受けた様です。
古墳に流入した水に含まれた金属が酸化して生まれる色彩に気がついたそうですね。
色々な金属系の天然顔料を繰り返し、カンヴァスに浸して作品を作り上げたとのこと。
見ていると途中で、スマホが動かなくなって
下の作品は、ギャラリーからいただいた解説の資料からです。
地球というか自然が生み出した、偶発的な作品なんでしょうね。
ということは作品ではなく、自然そのものかもしれませんね。
興味深いですよね。
カンヴァスのこんな質感、他で見たことがありません。