トヨタという会社 | へーそうなんだ

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ハイブリッド車をイチ早く、どこよりも先がけて取り組んでいた時も思ったんですが、ずっと先を見据えて、今何をしておくべきかをわかってる企業なんですね。
以下の記事でまた感動‼︎
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1月7日 編集手帳
2015年1月7日3時0分 読売新聞
 のちに言語学者となる金田一京助が盛岡中学を卒業するとき、友人たちが短歌会を催した。『水』という題に石川啄木が詠んだ歌がある。〈あめつちの酸素の神の恋成りて水素は終ついに水となりにけり〉◆化学式に想を得た一首に、座は沸いたにちがいない。啄木の機知を借りて言えば、これも酸素の神と水素の神による“恋愛成就”の賜物たまものだろう。空気中の酸素に燃料の水素を反応させて走ることから排ガスの出ない未来のクルマ、燃料電池車である◆先月、話題の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を世界に先駆けて日本で一般向けに発売したばかりのトヨタ自動車が、またひとつ決断をしたらしい◆関連する特許約5680件をすべて開放し、ライバル他社に無償で提供するという。燃料電池車を普及させるには水素ステーションなどの整備が必要で、1社だけの努力には限界がある。恋をせよとは言わないが、人間も手をつなぐときは、つなぐべし。酸素と水素の神々がトヨタにささやいたのかも知れない◆業界の激しい競争を思えば、化学式とはちょっと異なるが、「HO!」(ホーッ)の出来事ではある。