このニュースは喜びと衝撃で私に伝わりました。
ノーベル賞って、功績や実績に対して贈られるものだと思っていたので、就任間もないオバマ大統領の受賞には、正直「えっ?いいの?」っていう感じでしたが、これは、「期待」と「けん制」の意味を込めた決定なのですね。
プラハの演説や、国連でのリーダーシップに対して、
「演説だけではなく、実際に成し遂げてね!お願い!!世界中で注目しているからね。」
ということなのですね。
それにしてもやっぱりアメリカ大統領の影響力ってすごいんだなあと実感。
鳩山首相のCO2削減25%オフ宣言に対しても、何か評価をしてほしいと思っちゃったのは私だけかしら?
でも、今回のオバマ氏の受賞で、環境問題に対しても積極的なリーダーシップをとらざるを得なくなったはずだから、京都議定書への参加も含めて、日本にとってもかなりいいことですよね。
広島や長崎からも、喜びのコメントが寄せられていましたが、今こそ、当事国であるアメリカと日本が「核廃絶」を真剣に訴えて、環境問題に取り組む姿勢が大事なのでしょう。
そして、それが達成されたとき、本当の意味でのノーベル平和賞は、今回オバマ氏を選んだノルウェーのノーベル賞委員会に贈られるべきだと強く思います。
来月のオバマ氏来日の際には、是非広島と長崎も訪問して、原爆の恐ろしさを肌で感じてほしいと思います。
みんながそう呼び掛ければ実現可能なことだと思います。