鎌倉円覚寺に参ります。
円覚寺は臨済宗の総本山であり、日本の禅寺の中心。
禅の心は暖かく、和やか、美しく、
あぁ、日本人、あぁ、鎌倉、あぁ、お日さま、そして墨の匂い。
円覚寺の中の竜陰庵で書会が開かれ、
久しぶりの参加、山の中での安らかな時間、般若心経書かせてもらった。
観自在、、という字、自由自在に書けなかったな。王羲之の観、むずかしい、
王羲之の書体は、整って冷たく、勢いの力を使わない。自制的な美学。
その割に、観が妙に不思議なバランスなんだ。と、浮世離れたことを考える2時間。
墨と硯、紙の白さ、に身を委ねる。