新しいブログ作りました。
アメリカ総括
2年間のアメリカ総括をしようと思ったけど、一番重要なことだけ書こうと思う。
それは、友達。
アメリカへ行って、何が一番良かったか、何を得たかと聞かれれば間違いなく、そして自信を持って「友達」と答えるだろう。
とても魅力的な人たちにフロリダという地で出会えた。
物理のクラスメート、先輩、英語のクラスメート、講師、教授、日本人会、イベントやパーティー、スポーツを通して知り合った人々。
アメリカ人、トルコ人、日本人、韓国人、台湾人、香港人、中国人、ジャマイカ人。
特に日本人とは、年下から年上まで幅広い世代の人と仲良くさせてもらった。
かけがえのない友達。友達と言うより、家族と言ってもいいかもしれない。
世界にはいろんな人がいる。
次はどこで友達を作ろう?
というわけで、新しいブログに移ります。
では。アディオース !!
中島大輔くん
2ヶ月まえ、友人の友人が亡くなりました。
中島大輔君、享年24歳。
妹と同い年です。
原発性硬化性胆管炎(PSC)で、臓器移植をするしか生きる術はありませんでした。
でも、日本ではドナーがあまりに少ないので、お金を集めてアメリカへ行くしかありません。
手術費用は6000万以上。
『大輔君を救う会』が中心となって、募金活動とか新聞とかに広報して、4000万以上集めました。
そして今年の7月、僕と入れ替わる形で、フロリダ大の付属病院SHANDSに来ました。
僕は1年前くらいに、同じように日本から肝臓移植しに来られていた方のお世話をしていたことがあり、その方(50代)は手術成功して無事日本に帰られたのですが、大輔君は手術すら受けられずに亡くなってしまいました。
奈良県出身で、フロリダに来た大輔くん。縁を感じずにはいられません。
しかもフロリダで、通訳と中島さん一家の身の回りの世話をしていたのが、ノリちゃんとマナちゃんという子たちで、僕がすごく仲良くしてもらってた妹。ノリちゃんとマナちゃんは、大輔君と中島さん一家がすごくいい人たちで、僕も一緒にフロリダで会えたらいいのにねって言っていました。彼女たちが英語で、その体験談を書いてるので、読んでみてください。
http://www.geocities.com/rememberdaisuke/about.html
大輔君を救う会公式サイト(日本語)
http://www.helpdaisuke.com/
書きたいこと
さて、アメリカから帰ってきて3ヶ月経ちました。
アメリカから帰ってきて、というか、僕の中ではまだ、早くフロリダに"帰りたい"というのもあって、むしろ日本にいることが”滞在している”という感覚もあり、いろいろ引っ越したり旅したりする中で、どこが自分のなかでの”HOME”なのかが曖昧になってきました。
もちろん”故郷”は奈良の天理で、実家は両親が住む場所に変わりないのですが、”Birth place”は正確に言うと、天理ではなくて、九州は福岡だったり。
ただ、変わらないのは、どこに住もうと自分は生きているわけで、住む場所はどこでもいいかなと思うようになりました。
ブログ
更新できなくて申し訳ありません。
できるようになったら、再開します。
今は東京にいるので、フロリダの空じゃないです。
おそらく、新しいブログを始めると思います。
See you sooon!!
明海
2008年 宇宙の旅
Google earthをご存知ですか?
地球を宇宙から眺めて、いろんな国を見れるソフトです。
その宇宙バージョンが最近リリースされました。
地球から眺めた宇宙を探検できるのです。
星座を見られるだけでなく、それぞれの星を拡大していくと、まるでその星に近づいていっているような感覚を味わえます。NASAの望遠鏡が撮った画像が使われているので、とても綺麗です。
パソコンの中にプラネタリウムをインストールしたような感じ。
是非宇宙探検の旅に出かけてみてください。
WorldWide Telescope
http://www.worldwidetelescope.org/
(インストールするのに10分くらいかかり、
古いパソコンだと、動作が重くなる場合があります。)
世界の価値観
IDEAS WORTH SPREADING (広める価値のあるアイデア)
そんなテーマで世界の著名な人が、年一回カリフォルニアに集まっています。
そんな著名人の講演を、TEDのホームページで無料で見ることができます。
すべて英語ですが、分からなくても見る価値のあるプレゼンテーションがたくさんあると思います。
それぞれの講演者はとても個性的でエネルギーに溢れているので、見ていて面白いです。
自分の専門、興味のある分野で著名な人がいると思うので、是非探してみてください。
たとえば、
①デザイン
The Creative Sparkというカテゴリーでは、気鋭のデザイナーが、ストーリーを内包するデザインについて講演しています。プレゼンテーションの最後では、ニューヨークでコンドームを無料配布するプロジェクトについて話しているのですが、店やクラブに設置するコンドーム公共ディスペンサーがかっこいい。そのTVコマーシャルもおもしろい。
Get some! (手に入れろ!)
http://www.ted.com/index.php/talks/yves_behar_on_designing_objects_that_tell_stories.html
②クラシック音楽
Spectacular Performanceでは、とてもパワフルな指揮者が、おもしろおかしくクラシックの魅力についてプレゼンテーションしています。中盤では一転、大事な人を思い浮かべて聞いてくださいと言い、ショパンを弾きます。最後には観客全員スタンディングオベーションの名公演。
http://www.ted.com/index.php/talks/benjamin_zander_on_music_and_passion.html
Team AHR 348
黒人、白人、アジア人。
BIG、Medium、Small。
All in one apartment.
Team
Akiumi(Me)
Hurley(白人)
Ryan(ジャマイカン)
348(アパート#348号室)
そろそろアパートの契約が終わる季節。基本的にアパートのリースは1年契約で、みんなこの時機、新しいアパートを探して動き出す。およそ1年住んだこのアパートとももうすぐお別れ。ルームメートのマーリー(ジャマイカン)も新しい家に移るそう。今夜はルームメート3人そろって、ゆっくり団らん。この3人が同じアパートに一緒になったのはほんとに偶然。その幸運を分かち合いました。
それぞれバックグラウンドが違うので、考え方や宗教・人生観もバラバラ。アンドリュー(白人)とマーリーはよくケンカというか言い合いをしてる。(今日もしてた。)でも、5分後には何もなかったかのように和気あいあいとしている。たまに信じられないけど、それもカルチャーなのかなと思う。最近、AC(エアコン)のことで大げんかになった。理由は、3人の体感快適温度が違うから。僕は、寒がり。マーリーは暑がり。アンドリューもニューヨーク出身なので、涼しいのが好き。議題は、リビングの設定温度から自室の窓の開け閉め、クーラーのスイッチを誰がいじれるかまで。マーリーは口達者で、アンドリューもアメリカ人らしくディベートに長けている。明らかに押されてたけど、自分の部屋の温度だけはどうしても譲れない。もう最後は自分でも理屈通ってなかった・・・。
そんなバトルも、今ではもう笑い話。2人ともいいやつだ。
Team AHR 348
アパートのインターネットは共同のワイヤレスなんだけど、そのワイヤレスのコード名。
facebookが拓いた、天国への架け橋
アメリカでは、たぶん学生の90%くらいは、facebook(アメリカのmixi)をやっています。
facebookするという動詞が創られたほど。
ところで、最近耳にしたfacebookの思わぬ活用法。
UF(University of Florida)の近くでも、やはり交通事故が起こる。
原付で事故ったとか、ランニングしてた子がはねられたとか、結構多い。
学生の街だけに、その被害者も学生。
UFに通っている息子・娘が交通事故で亡くなったとなると、その親の心境も穏やかではない。
今朝元気にしゃべってたのに、その夜には息をひきとっているということが、実際に起こるのだ。
facebookは、かなり活発で、相手のホームページの掲示板(wallと呼ばれる)に書き込んだり、書き込まれたりということが、頻繁に行われている。そしてそれはオープンなので、誰が誰に何を書き込んだというのを視聴できる。ある意味、プライバシーも何もあったもんじゃないけど、それが宝物になる場合がある。
ある日、仲のいい友達が事故を起こして、病院に担ぎ込まれました。
その友達には何としても助かってもらいたい。そこで、facebookの中で彼の友達が集まって、彼が良くなるようにと願うコミュニティができる。そんな願いも届かず、彼は亡くなってしまう。そして、そのコミュニティは彼を忘れないようにと願うコミュニティに変わる。
その一方で、彼の掲示板にはいつものように友達から「最近どうしてるの?」とか、近況を伝える書き込みが絶えない。彼のfacebookのアカウントは残ったままなので、友達や兄弟からの書き込みによって更新されてゆく。あたかも、彼がまだ生きているかのように。そんな状況を知った親は、その彼のホームページを見るためだけに、facebookに登録したという。友達によって、彼はfacebookの中で生かされ、親類の心をも癒す。
すごいと思う。
亡くなった本人もうれしいと思う。
今までにはなかった、生と死の旋律。
フェイスブックでは、本人がアップロードした写真や、友達がアップロードした彼の写真を見れるので、顔を見たいと思えば色んな顔がすぐ見れるのだ。友達と笑っている写真や、どっか旅行に出かけた時の写真。
それらは永遠の生命が吹き込まれたよう。
http://www.facebook.com/index.php
Eメールを登録すれば、誰でも参加できます