昨日2012年2月19日、仙台市で英検1級二次面接試験を受験してきました。


以下、簡単な試験の記録。


午前9時45分頃試験教室に入室。ネイティブ1名、日本人1名の2名の面接官。

上着を脱いでいいかを確認し着席。1分ほど簡単なスモールトークをする。その後机の上に伏せてあったカードをめくるように指示があった。


カードをめくり最初に目に飛び込んできた質問が一番答えやすそうだったので即座にそれでスピーチをすることに決め他の4つの質問は一切読まなかった。


1分間スピーチの準備をする時間が与えられたが、突然無気力な気分になり自分でも不思議なことにその1分間をぼんやりと何一つスピーチの内容について考えることなく過ごしてしまった。


合図があって2分間のスピーチが始まった。緊張感は全くなくただ資本主義がどうたらこうたらと喋った記憶はあるが、果たして選択した質問に対する答えになっていたのか否か、心配ではある。ただ2分間の間一秒の休みもなくひたすら喋りつづけた。


その後スピーチの内容に基づいて面接官がいくつか質問をする質疑応答の時間に入った。


私が資本主義がどうたらこうたらと言ったので、日本人の面接官が、「共産主義と比べてなぜ資本主義が現在世界で主流となっていると思いますか」と聞いてきた。


可もなく不可もない受け答えをして、面接は終了となった。


30分ほど歩いて仙台駅に戻り、在来線で福島に帰った。自分では緊張していたつもりはなかったが、家につくとどっと疲れが出た。恐らくそうとう張り詰めた気持ちで早朝から居たのだと思った。


ぐったりして布団にもぐったが、自分の乱雑なスピーチがどう評価されたのか不安でまどろみこそすれ眠れなかった。


以上が、昨日の私の一日でした。合否の結果が判明したらご報告します。合格だといいなと願いますが、不合格だったら次回また受験します。


自分の英語力がいかに頼りのないものかよく分かったことが一番の収穫でした。謙虚な気持ちで初心を思い出し、少し休んだら一生懸命英語学習を再開したいと思います。


単語や熟語をきちんと覚えること。語学の基本はこれだ、と私は改めて心の底から思いました。つまり、今回の面接試験を通して私が痛感したことは、認識語彙のまま死蔵されており運用語彙にまで昇華していないボキャブラリーが極めて多いということでした。


今後は「音読」を通して単語や表現、英語の語感やリズムを体に練り込んでいく訓練を重点的に行いたいと思います。


「単語」、「音声」。コトバの基本を改めて思い知った英検でした。まだまだ修行が足りません!