キンダケ

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最近、私の朝の日課はキンダケ採りです。
『キンダケ』というのは正式には『シモコシシメジ』といって、海岸の黒松林に生えるキノコです。
能代は新米、すなわち『キリタンポ鍋』や『だまこもち鍋』、の季節と重なるので、能代の人たちにとって、『キリタンポ鍋』には『舞茸』ではなく『キンダケ』なんです。
その他に、『煮込みうどん』に入れたり、お醤油とお酒、唐辛子を入れてキリッと煮付けるのも贅沢な一品。
とにかく、能代の人にとって『キンダケ』は特別な存在、ソールフード(大げさ?)なんです。

海岸線の松林、といえば『風の松原』を含む広大な砂防林。
そして、ソールフードとなれば、人出もハンパじゃない。
人が出る、ということは、乱獲状態になる、ということ。
なので、このブログにあるような傘が開く間がありません。

能代の人は傘の開いたものより、開く前のものをありがたがります。
すなわち、市場価格も開いたものより、開く前のものの方が高いんですよ。
今日の市場の価格は100グラム1000円でした。
先月出ていた、県内産の『松茸』より単価は張るんです。

傘が開く前に採るということは、土の中にあるうちに採る、ということ。
すなわち、土から頭の一部が見えているものを探します。
土の中にあるものを採るので(石突が下膨れになる)、身がキチッと締まっています。
その歯ごたえがたまんないんですよ!


数年前、福澤さんが出ていた頃の日テレ『ズームイン』に「キンダケ採り名人」として出演しましたし、アミーゴ伊藤さんがフジ『めざましテレビ』の中で、各地の美味しいものを紹介するコーナーで、能代の『だまこもち鍋』(べらぼうさんが舞台)に入れるキノコとして紹介されたり、その時も『キンダケ』を採っている後姿でしたけど出演しました。
いえいえ、私なんぞまだまだペーペーなんですが、本物の名人たちはテレビに出たがらない、ので、私のような「エセ名人」なんぞが出演する羽目になるんです。


さて、『キンダケ』らしい『キンダケ』の画像を添付します。
新聞のテレビ欄の大きさと比較していただくと大きさも分かると思います。

秋田地酒の伝道師ブログ

集合写真(?)のイチバン左のものは、これでも大きすぎ、開きすぎなんです。

秋田地酒の伝道師ブログ
ただね、小さいと洗うのが大変なんですよ。
あ、今気がつきました。
傘の開いていない小さいものが珍重されて高い、と書きましたが、
もしかして・・洗うのに手間がかかるからなのか!?


今ならリクエストをすれば、値段は少しアップすると思いますが、
『べらぼう』で「だまこもち鍋」に入れてくれますよ!
ぜひ、食べにいらしてください!