漫画『セクシー田中さん』の作者さんが亡くなった事件の その後の展開を追いつつ、考えたこと。



これはテレビや出版社や作家さんだけのことじゃないね。

すごくふつうのことなんだけど、我々だって なにかを参考にさせてもらったときは、引用元、出典元を明記・表明するのが大事だ。

原作者さんへのリスペクト、敬意って、こういうところのことでもあるよなぁ。




「この方が こういう場で言っていたことを参考にさせてもらいました」と言えないくらい忘れてしまうこともある。

でも、誰かの発信で聞いたこと・学ばせてもらったことなら
「ずいぶん昔のことで どなたの言葉が分からなくなってしまったけれど、こういう話を聞いたことがあります」
くらいは言うのがいいな。




思考や知識や情報は、「自分のもの」と囲い込んでしまえるものじゃない。
という話は前にしたよね。
精神世界のしくみ的には、そもそも著作権には無理がある。

原作者さんとはいえ、奥深いしくみから考えれば 作品を「自分のもの!」として囲い込んでしまうのはちょっとズレることなんだ。

囲い込んでしまうと、それなりにペナルティみたいなものもなくはない。
この辺りのことについては、松村潔先生がYouTubeでウィリアム・レーネンさんの説について話した回を見るとおもしろいです。

たしか、ほかにもこの動画と近い日に何本かあったはず。

京アニの話があった回のも参考になるけど、どの動画か分からなくなってしまった。




占いや精神世界のことを持ち出すまでもなく、みんなの動向としてもシェアする動きはどんどん広がっているね。
切り抜き動画がたくさんになったり、自分が作ったショート動画に ほかの人が作った音楽をつけさせてもらったり。

「使っていいよ」「使わせてもらうよ」のよさはどんどん広がっている。




しかしです。
我々は精神世界だけで生きているわけじゃない。

地球物質世界にも肉体を置き、H48意識、コンセンサス段階の意識、土星以内の意識や 山羊座的な活動によって守られている 社会のいろんなものに助けられて暮らしているところだって大きい。

蟹座の心や安心を守っているのは 山羊座の箱だからね。



我々はだんだんと進化成長するとはいえ、今はその移行中なんだから、いきなり物質世界の全てを無視するのは 私はそれはちょっとおかしいと思っている。

物質世界、地球意識、コンセンサス段階、H48だって、理由があって、あるべくしてある。
物質世界、地球意識、コンセンサス段階、H48への敬意だって大事だと思っているよ。

いきなり100%のシェアモードに移るのが難しい人や、徐々に 段階を踏んで進んでいったほうがいい人だっている。
変化の刺激に耐えられず、ショック死することだってあるからね。

だから、今はまだ ひとつの段階として、著作権という社会的なしくみを使うことも とてもいいと思う。今は。



また、クリエイターさんやアーティストさんが 高次のところからアイディアをキャッチするのは、巫女さんやチャネラーさんが神さまの声を聞いてくれるようなことでもある。

原作者にリスペクトというのは、巫女さんを大事にすることだったり、神さまや天使さんの声を聞くための営みや儀式を大事にすることだったり、
そんな信仰のありようとよく似ているんだよね。

巫女さんがいなくなったら、神さまの話を聞けなくて みんなが困る。
原作者さんが困ったら、漫画が読めなくて悲しい。
だから、巫女さんのこと、原作者さんのことも大事にする。

原作者へのリスペクトを欠くことは、信仰を蔑ろにするのと近いことだと思うんだ。



進化占星術のジェフリーさんも、「占星術の全てを 夢でユクテスワ師匠から教わった」と 進化占星術の本などで言っていたよね。

ジェフリーさんみたいに すごい情報をキャッチして伝えてくれる人は、教えを受け取りたい人よりもはるかに少ない稀有な存在。

アーティストさん、クリエイターさん、巫女さんを通じて元気をもらっている人は、
こういうふうにキャッチして伝えてくれている人の暮らしを応援する気持ちできるのがいいよ。



高次のところからキャッチするすごい情報は、占星術みたいな知恵のこともあるし、漫画家さんのアイディアなこともあるし、歌や音楽や絵の分野なこともある。

そういうのもあって、昨今の「推し活」という文化ってすごいな!いいな!と思っているんだ。


わざわざ「信仰」なんて言葉を使って仰々しく思わなくてもいい。
自分が大好きなアーティストさんやクリエイターさんや巫女さんを応援するのは 現代の新しい信仰の形ということなのかも と思っているよ。




という具合でね。

「著作権だから」という 社会的な言い方にもなりやすいことの やむを得なさという意味でも、
H6やH12の領域につながって そこから情報を持ってきて伝えてくれる存在をありがたく思う意味でも、
原作者さん、クリエイターさん、アーティストさん、巫女さんへの畏敬の念は やっぱり必要だよ。





著作権は、原作者さん本人が「あの人、私の作品をパクっています」と訴えるという使い方をする。と数年前に勉強したことがある。
(もし今は変わっていたらすまん。違ったらコメントで教えてもらえたら助かります)

私が勉強したところでは、原作者さん本人(著作権を有する人)じゃないと訴えることができない ということだったんだ。


こういうブログやSNSの一人一人を原作者さんが見回ってチェックすることは現実的に難しいから、
原作者さん本人が「あの人、私の作品をパクっていて困るので訴えます」と訴えるところまではなかなかいかない。



でも、だからといって「自分は弱小ブロガーだからそうそう訴えられることはないから、いいべw」と 引用元や出典元を蔑ろにするのは、やっぱりよくない。


「どうせ訴えられないから大丈夫」ということではなくて、
引用元、出典元を書くことが大事だと感じられる心。

その心を持って、引用元や出典元を明記することを実践するのがいいよ。



「法律だからしかたなく」ということじゃなくね。
精神世界のしくみ的にも 物質界的にも 納得してそうするなら、それはすごいことだと感じている。

精神世界と物質世界は いつもはズレがちなんだけど、その両者が一致したありようを体現できるとき、私はそこに「ズドンと柱が立っている」ように感じるんだ。

天と地を結ぶ、神さまの通り道みたいな、立派な柱だよ。超かっこいい。

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ところで

ジェフリーさんディヴァさん進化占星術スクールEA-Japan進化占星術の本のことをなんにも紹介せずに、
進化占星術の文献にある内容を ほとんどそのままブログに書いている人を見かけたことがあるんだよね(^_^;)

私と似たような話を書いている人のブログは、「私へのおすすめブログ」としてガンガン出てくるのよ。


本家の進化占星術スクールは「引用元・出典元を明記の上でやってくださいね」と言っているので、そこのところは なにとぞよろしくお願いしますm(_ _)m




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気になったことは、たいてい他人事ではなくて、自分の中にもあることだからね。

「気をつけてほしいです」
「こうしてほしいです」
と人様に向けて思うより、

私は
「あれをきっかけに 私はこのようにしました」
の状態に持っていくようにしているよ。