ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[このページの話だよ]



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[今日見ていく原文]

Consciousness, naturally structured, is a consciousness defined by the principles of sharing, giving and inclusion. You shift to a patriarchal reality, and you have consciousness defined by self-interest and exclusion. You see these two core differences? They are absolutely critical. In the collective sexual psychology that we have now, created by the patriarchy, we see possession, jealousy, feeling threatened, trying to limit the partner’s growth for one’s personal self-interest and so on: all based on self-interest and exclusion. In a natural way of living, this psychology simply would not exist. It wouldn’t occur in that kind of consciousness. Do you understand my point? It just would not occur in the context of sharing, giving and inclusion.

There are all kinds of natural sexual laws. The highest one embraces the intrinsic sacredness of sexuality in which one merges one’s Soul with another Soul, and through that mutual merging, one contacts inner divinity. This is what men call tantra. Much of what flies under that banner is totally false, by the way. Those who have looked at these “tantric” books in your bookstores, you’ve typically read the following: “it’s the duty of the man to repress ejaculation.” And then they invent all these groovy myths around it, it nitrates this and neutralizes that, and blah, blah, quack, quack, (laughter)

Sure, men can repress their orgasms, but in reality what actually occurs is that the sperm comes through the bladder and is simply urinated away. That’s fact. Go ask a doctor.

And the reason that men created this doctrine, around 5500 B.C.E., was to mimic women. From a man’s point of view, the woman seems to have the capacity for “unlimited sexual response.” Now, what does the man do when he has sex? He has his happy little orgasm, then he rolls over and goes to sleep. (laughter)

Meanwhile the woman’s going, “Huh?” (laughter) You women know the drill.

The point here is that men were feeling threatened by the feminine principle, and as a result of feeling threatened, they invented these things that they want to call “tantra” in essence to mimic the woman. Do you see the connection to repressing orgasm?



[ここから]

自然に構造化された意識とは、共有する、与える、参画するという原則によって定義される意識だ。

父権社会の現実に移行してからは、自己利益と排他性により定義される意識が出てきた。

これら二つの核となる違いがわかるかな?

これらは絶対的に重要だ。


父権社会で作られた集合的な性的心理学に見られるのは、所有、嫉妬、脅されたという感情であり、
これらの心理は、自己利益のために相手の成長を制限しようとする。

この全ては自己利益と排他性に基づいている。

自然な生き方では、この心理学は単に存在しない。

そのような意識は発生しない。
私の要点がお分かりかな?

共有する、与える、参画するという文脈において、そういう心理は発生しないのだ。



あらゆる種類の自然な性的法則がある。

その最も高次な法則には、自分の魂を別の魂と融合させるという性欲の本質的な神聖さが含まれ、その相互の融合を通して、我々は内なる神性と接触する。

これを男性は「タントラ」と呼ぶ。

ちなみに、そのスローガンがもたらすものは完全に誤りだ。

書店でこれらの「タントラ」の本を見た人は、概して次のことを読んでいると思う。

「射精を抑制するのは男性の義務である」 と。

!?

そして自分の周りにこういった格好良い神話を作り出す。
硝酸して中和してと意味不明な言葉を並べる(笑)。



確かに、男性はオルガスムを抑えることができるが、実際に起こるのは、精子が膀胱を通り抜けて尿管から出ていくだけだ。
それは事実だ。 
医者に聞いてみてくれ。

射精はするけれど気持ちよくなるのは抑えることができるという話???

いや…ちょっと分かりにくい感じになっているけど、たぶんこれは
「確かに射精をガマンすることはできるけど、ガマンしたところで 精液が出るか出ないかだけのことだから、そのガマンはあんまり意味ない」
ということを言おうとしているのではないかな と思います。たぶん。



男性がこの教義を紀元前5500年頃につくった理由は、女性を模倣するためだった。

男性から見ると、女性には「無制限の性的反応」能力があるように見えるのだ。

さて、男性がセックスをするとき、何をする?
幸せの小さなオルガスムを得たら、寝返りをうって寝る。(笑い)


男性は射精に達すると 性的な反応が「ひとまずおしまい」となる…
これを「性的反応能力が無制限ではなくて、女性よりも劣っている」のように感じるところがあるということか。

それで、男性からは「無制限の性的反応能力」があるように見える女性を羨ましく感じて、模倣したくなったのか。

そして男性が女性を模倣したやりかたが「精液を出さない」(射精を抑制するのは男性の義務である)という方向に…

なぜそこを真似したくなったのだろうねぇ。
なんだか余計にハッピーではない感じがするねぇ。



(男性が寝返りを打って寝る)その間、女性は「は?」となる。(笑い)
女性陣にはお馴染みのパターンだね。



ここでの要点は、男性は女性の仕組みに脅かされていると感じていたことであり、脅されたと感じた結果、女性を模倣するために「タントラ」と要は呼びたいものを作り上げたのだ。 

オルガスムの抑圧との関連性が分かるかな?



[ひとまずここまで]

「タントラ」がどういうものか分からなかったので少し調べた。

タントラって何かエッチなことするんですか?


そもそもは古代インドにあった思想?教えだったのですね。
それがどうも「性欲を抑える」のように変わって伝わったらしい。

いやはや、なんだかな…



前にもちょっと書いたけど
この展開を見るにやっぱり
男の悲しみを初期の頃にほったらかしにしてしまったために、後に「女が虐げられる」というふうに繋がってきそうな感じがするんだよな…


「女性性を癒す」「女の時代」みたいな話もよく聞くけど、
ここまでの話から考えるに

それはきっと、慈しみや労いや愛おしさの気持ちで 男の悲しみをあたたかく溶かして昇華するのがあってこその話なんだろうなという気がしてきたよ。



つづく。



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