この記事でうつの話をチラッと書いて思い出した。
おもしろい疑惑が勃発したのですよ。
紹介します。
私はうつを自覚して「うつなら休むのが大事だー」と知ったあたりから、
「２年くらいのたっぷり休む期間を世界が私に与えてくれるだろう」とけっこう思っていたのですよ。
まだ思ってますけども(笑)
「世界が与えてくれる」っていうと受動的な言い方だけど、
「そのうち私は『２年くらいがっつり休もう！』って決心するんだろうな」と自分から積極的に長期間の休みを取ることを予想しているのと同じ意味です。
２年くらいがっつり休んだらいいよなと思いつつ 決行しないうちに元気になり、なんだかやり残したことがあるような不思議な気持ちです。
うつ。
頑張りすぎな訳で。
体が動かなくてやる気も出なくて「自分は頑張ってない。頑張らなきゃ」って思う人も多いと思うんだけど(私もそうだった)、
このとき実は心がめちゃくちゃ頑張ってるんだよね。
なので、行動面のなにかする・しない以上に、心の面で「なにもしなくていい」って腹の底から納得していられると、それでやっと心も休まるのですよ。
そしてその上で、本当になんにもしなくていい状態で心身を休める期間をたっぷりとれたらいい訳ですな。
私、その本当になんにもしなくていい期間をたっぷり取れてなかったからさ。
活動量は激減しましたけれども、毎日ではないにせよ ずっとなにかしらのアルバイトをしていたし。
生活できるくらいの収入分ね。
食費、アパートの家賃、光熱費。
大学の途中で仕送りや学費を出してもらうのをやめたんですよ。
仕送りをもらうことが最大級に心の重荷になっているのを感じて、仕送りやめてもらえるようお願いしたんだ。
一人暮らしだったから買い物も家事も自分です。
まぁ、家事はロクにできていなかったですが(笑)
ヘルパーのアルバイトもしたけれど、どちらかというとヘルパーさんに来てもらいたかったです(笑)
うん。
休むことに完全に集中できた たっぷりな期間がない。
私の人生、有給がどこかに余ってると思うの(笑)
人生の有給は冗談ですが、そんな訳で よくここまで元気になれたなぁといつも思うのです。
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お金を出してもらうのを途中でやめたこと。
そこからのバイト。
一人暮らし。家事。
私のケースはこれがよかったと思ってる。
バイトに行くと
「嗚呼、こんなに元気のない私でも まだやれることがある。
こんなボロボロでも まだ喜んでもらえることがある」
って分かるんだよね。
家事も、
「今日はごはんを炊くことができた」
「今日は洗った洗濯物を干すところまでいけた」
って、自分ができたことを実感することができるんだ。
形があって、目で見て分かる。
どれだけやれたかが分かる。
分かりやすい成果、うれしかったな。
一人暮らしもね。
誰かといたらお互いに気になるでしょう。
落ち着いてぐったりできない。
毎日泣いてたけど、人といたら泣くのも気を使いそうだ。
それからサーモンのお寿司。
あの味に生かされたんだよな。
おいしくて死ねなくなった。
またサーモンを食べる。
一時期はそのためだけに生きてたんだよね。
というのを振り返って、ゾッとした。
うわ。
「お金」「仕事」「家事」「一人暮らし(ほかの人に気を使わない)」「おいしい」って、ドラゴンヘッド牡牛座とドンピシャリじゃないか…！？
まさかとは思うが、いやまさか…
うつから元気になる道のりって、ドラゴンヘッド化そのものなんじゃないか…？
という仮説が勃発しております。
まだ確定じゃないよ！
まだ確定じゃないけど、かなりありそうだと思っています。
仮にもしこの仮説がアリなやつだとすると、
ドラゴンヘッド牡牛座さんなら
「一人暮らししましょう」
「４時間×週２回でいいのでバイトをやってみましょう」
「おいしいものを食べましょう」
「と言うと、極端に働いたり極端に食べたりしそうだけど、そこまでがっつりしなくていいです。ゆっくり休む時間も大事ですぞ」
みたいな提案ができるよな。
ドラゴンヘッド乙女座さん、ドラゴンヘッド山羊座さんも似てるよね。
「ちょっとずつ、無理のない感じで働いてみよう」
「いきなり正社員はキツいと思うから、短い時間から働けるバイトや派遣なんかもありだ」
という感じに。
ドラゴンヘッド蟹座さんやドラゴンヘッド魚座さんなら もう本当にとにかく休んでもらうのがいいよな。
ドラゴンヘッド双子座さん、ドラゴンヘッド蟹座さん、ドラゴンヘッド天秤座さん、ドラゴンヘッド蠍座さん、ドラゴンヘッド水瓶座さんは、一人でいるよりも誰かが近くにいた方が回復が早いかもしれない。
「ひとりにならないで」「あなたはひとりぼっちじゃないよ」です。
反対に、ひとりの時間がたくさんあった方がいいのは特にドラゴンヘッド牡羊座、ドラゴンヘッド牡牛座、ドラゴンヘッド獅子座、ドラゴンヘッド
射手座、ドラゴンヘッド山羊座あたりかな。
誰かといないと落ち着かないかもしれないけど、ひとりで スマホも切って、テレビもパソコンも切って、自分だけで過ごす時間があったらいいと思う。
「自分」というのがいかに薄くなっていたか、自分をいかに置いてけぼりにしていたか、気づけるかもしれない。
ということを考えているよ。
うーん、ただ、「これをやれば治る！」という意図でやると ちょっとズレるような感じがするなぁ。
私がドラゴンヘッド牡牛座だからそう感じるのかなぁ。
「これをやれば治る！」と思うと、心に変に力が入りやすそうなんだよな。
頑張っちゃうよね。
その頑張りでうつが重くなりそうでもあるんだよな。
私がうつを治すための一切のことを放棄したら元気になった経緯の持ち主だから そう感じるだけかもしれないけど。
私の場合は、治そうという心が元気に繋がる道を塞いでいたんだよな。
「こうするといいよ！」というよりも、なんとなくの方向性を知っておくくらいのイメージ？
どういうふうに伝えたらちょうどいいかは まだ考える余地があるけれど、これはなかなか面白い…！！
これもうつから元気になった人を対象にして実験・聞き取り調査したいな。
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2018年10月に書いたおはなしでした。
みなさまからの「私もそうだった」のお声により、これはかなり確からしい感じです。
ドラゴンヘッド逆行さんになら「うつ回復はドラゴンヘッド化だ」と断言していいと思う。
ドラゴンヘッド順行さんはどうだろう。
こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう！