突発性難聴・僕の症状 | 『秋山 浩介』のアメーバブログ

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「秋山 浩介」のブログ。

前回のブログでは多くの方々からの反響があり、

同じように突発性難聴になった方や

今現在も僕と同様に症状を抱えている方々から

沢山のコメントを頂いたりしました。


そうなんです。


【突発性難聴】とは決して珍しい病ではないのです。


外的な影響で難聴になる場合もあれば、

精神的なストレス等々で難聴の症状が現れる事もある。

つまり誰でも【突発性難聴】になる可能性がある病なのです。


とは言っても【突発性難聴】に自分がなるとは、

ほんの少しも考えたことなんてありませんでしたが…。


当事者になってから、

こうしておけばよかったとか

ああしていれば良かったのかもと後悔しては、


自分自身のせいで大切なものを失ってしまったんだな…。


そう思い続ける日々を過ごしていました。


【突発性難聴】は早期の治療が大切であり、

1週間以内に治療すれば完治しやすいと言われています。


但し、治療を行っても後遺症なく完治する方は1/3程度。

発症時よりは改善しても元の聴力まで戻らない方が1/3程度。

そして難聴が治らない方が1/3程度。


僕はすぐに近くの耳鼻科に行って服薬を開始、

セカンドオピニオンで色々な病院を巡り

結果としては難聴が治らなかった1/3の一人になってしまいました。


今日はそんな【突発性難聴】である僕の

現在の症状に関して、

ブログに書いていきたいと思います。


原因に関しては正直はっきりとしたものはありません。

考え得る出来事としては…。


・とある仕事中にスピーカーからの突発的な大音量を右耳に受けてしまった。


・精神的にも肉体的にも追い込む状況が続いていたタイミングであった。


・過度な大音響下にいる時間が重なっていた。


上記のように耳にかなり負担がかかっていた為、

【突発性難聴】を発症してしまったようです。


明らかにおかしい…と感じたのは、

スタジオの待合室で待機している時に

爆音でバンド練習をしている方々の防音扉が開いた瞬間に

今まで聴こえた事がなり頭を殴られたような衝撃でした。


それまでも大きな音が鳴る環境にいた事がありましたが、

あんな風に衝撃を受けるような感覚は経験した事がありません。

その次の日の朝から僕の頭には『耳鳴り』が永遠に鳴り響いています。


目覚めてまず感じた違和感は『右耳に水が詰まった状態』。

どんなには耳抜きをしてもずっと耳が詰まったままでした。

その不快感はかなり強くて平衡感覚が狂う感じもしました。


そして、『人の声が聞き取れない』。

僕の場合は中音域の聴力がほとんど落ちてしまい、

ちょうど人の声の波数の部分が聞こえない為でした。


逆に低音と高音は聞こえるので音が反響して聞こえたり、

突発的な大きめの音がすごい爆音とノイズに聞こえるので、

一時期は外に出る事すらも苦痛で仕方ありませんでした。


特に小さいお子さんの甲高い声が頭に突き刺さってくる感じがかなり辛くて、

小さいお子さんがいるお店などには体調次第で入れない時が今もあります。


そして、『耳鳴り』ですね。

僕が聴こえている耳鳴りはちょうど自分が聴こえなくなった中音域1000〜2000Hzの音が鳴っています。


※ちなみに下記が入院時の聴力検査の結果です。


ちょうど1000Hzと2000Hzの音を聴ける動画を見つけましたので、

この両方の音がずっと鳴っていると思って頂ければ分かりやすいかと思います。




症状の中では【耳鳴り】が本当に精神を削ってきます。

24時間365日ずっとこの音が頭に鳴り響いているので、

体も心も休まるタイミングがありません。


それに気候や体調によっては耳鳴りが大きくなる為、

頭を殴られ続けるような頭痛が【突発性難聴】になってから現れるようになりました。


最近は左耳からも耳鳴りがするようになったので、

左耳も聴こえなくなるのではないかという

怖さが生まれてしまったりするのも、

心を抉られる原因になっています。


耳鳴りが少しでも改善されれば大分、

気持ち的にも落ちつくと思うのですが、

まだ良い改善策とは出会えていません。


現段階では僕は自宅では『ノイズキャンセルヘッドホン』で過度な音を遮断し、

『ホワイトノイズ』と『環境音』を混ぜた音を聴きながら、

耳鳴りをなるべく気にしないようにすることしか出来ていない状態ですね。


ですので何かご情報があれば是非とも、

お知らせいただけたら幸いです。


さて今日は症状について書かせていただきました。


次回は入院時の話と治療に関してお話したいと思います。