
「レモングラスは蚊に効かない?!」
一般的にアロマでは、「蚊が嫌うのはレモングラス」とされています。
私も、アロマのスクールでそのように学びました。
私は、AEAJのアロマテラピー アドバイザー資格を持っていますが、メディカルアロマを学べば学ぶほど、従来の自分が知っているアロマとメディカルアロマの違いの大きさを感じています。
たとえば蚊が嫌う精油。

従来のアロマでは「蚊よけにはレモングラス」が常識です。
でも、はっきり言って、効き目を感じたことはない!
正直言って、気休めにもなりませんでした。

ぺルーのアマゾン河流域のちょっぴり奥地を訪れた時。
蚊が多いと聞いていたので、レモングラスの精油やレモングラスが練りこまれたブレスレットなどなどを取り揃え準万端で臨みました。
でも、それまでにもレモングラスで蚊を防げた経験がなかったので、これもただの気休めだったのですが、何かできることをと思ったのです。
イキトスという小さな町からアマゾン川をボートで半日ほど下り到着した「黒い猿」という名前の村。
以前は黒い猿が沢山いたそうですが、開拓民が全部食べてしまって、その当時には1匹もいませんでした。
でも、蚊だけはうじゃうじゃうじゃブンブン死ぬほどいました。
アフリカのマラリアを媒介する恐怖のハマダラ蚊は夜だけ活動するので昼間はのんびり過ごせますが、アマゾンの蚊は24時間体制で猛攻してきます。
私はここで4日間ほどの間に、数千カ所蚊に刺されてしまいました。
レモングラスはもちろんのこと、長袖長ズボン、首にはタオルを巻いていましたが、顔面、頭、服の上からも容赦なく刺してきます。
顔と頭が蚊に刺されまくり、ボコボコになりました。
1匹も釣れなかった夕方のピラニア釣りの間、ボートの上でシャツの上から手薄になっている同じ所を数百カ所以上も刺されまくり、背中がコブのように腫れ上がりました。
アマゾンはもうこりごりです!
二度と行きたくないです。
で、何が言いたいかと言うと、この時もレモングラスは私をちっとも助けてくれなかった。
この様な経験を重ね、私の中では「アロマは効かない。ただの気休め」になっていくのです。
ですが、今メディカルアロマを学んでからはアロマに対する認識がが大きく変わりました。
蚊が嫌う成分は「シトロネラール」で、レモングラスの主要成分は「シトラール」
「シトロネラール」はレモングラスの「シトラール」と名前が似ていることから、いつの間にか蚊よけにはレモングラスということになったとか。

そんなことってあるの~~

それが、結構あるらしいです。
おまけに、カレン草というゼラニウム科の植物は、シトロネラールが10%ほど含まれているので、沢山使うと蚊よけの効果があります。
それで、カレン草はゼラニウム科の植物ということで、ゼラニウムは蚊よけ効果があると広まっていったのだとか!
結構いい加減な話なんですね。

蚊が嫌う成分「シトロネラール」が入っているのは ユーカリ・レモンです。
ユーカリ・レモンのシトロネラールの含有量は80%です。

プラナロムの精油がたくさん届きました。
NPO法人JMAAメディカルアロマテラピー協会では、無農薬で安全な精油を使い、未病のケアや薬を減らす生活を広げる啓蒙活動をしています。
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まずは、メディカルアロマの実際の効果を感じていただけたらと思います。





