DVD「夜明け告げるルーのうた」 | Aki-r-sのブログ

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思いついたことをつれづれなるままに。

 

 

 

 

 

中学3年生のカイは両親が離婚したため、

 

父の故郷で人魚伝説のある寂れた漁師町・

 

日無町に父とともに東京から引っ越してきた。

 

カイが作りYouTubeにあげていた曲が

 

きっかけでクラスメイトの遊歩と国夫の

 

バンド「セイレーン」に誘われたカイは

 

練習場所の「人魚島」でほんとうに人魚の

 

少女・ルーと出会う…

 

 

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ざっくり言うと、ジュブナイルもので、

 

ボーイ・ミーツ・ガールで、

 

最後まで観るとタイトルの意味が

 

よーくわかって…

 

しかしながら、これ↑だけじゃない

 

んだ。現代社会が抱えている問題が

 

いっぱい出てくるし、他にも「これって

 

あれっぽいよね」問題もあるし、

 

何をどう書けば…

 

で、フッと思い出した。

 

「あさイチ」に星野源さんが出演なさった

 

ときに、「アイデア」は、今のご自分の

 

「名刺」みたいな曲だとおっしゃってた。

 

この「夜明け告げる…」は、監督の

 

湯浅さんが「初めて完全オリジナルで」

 

作られた作品で、「本当に作りたかった

 

作品」なんだと公式サイトに。

 

つまりは、この作品は湯浅監督が

 

何が好きで、何に影響受けていて、

 

どんなことに興味があって、今考えて

 

いる問題点はこういうことで…と

 

いうことが詰め込まれていて、

 

映像表現も含め、湯浅監督の

 

「名刺」みたいな作品だ、と言えば

 

間違いではない気がする。

 

個人的には、思春期の子が

 

「一歩踏み出す」ためには

 

無条件にその子を受け入れてくれる

 

誰か(家族でなくても)の「好き」って

 

言葉が何よりも大きなエネルギーを

 

生むんだと、それを描きたかったの

 

かなと思いましたです。

 

 

予告編。(公式サイトYouTube版。1分7秒の動画)