「夜明け告げるルーのうた」 DVD 初回生産限定版
4,400円
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中学3年生のカイは両親が離婚したため、
父の故郷で人魚伝説のある寂れた漁師町・
日無町に父とともに東京から引っ越してきた。
カイが作りYouTubeにあげていた曲が
きっかけでクラスメイトの遊歩と国夫の
バンド「セイレーン」に誘われたカイは
練習場所の「人魚島」でほんとうに人魚の
少女・ルーと出会う…
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ざっくり言うと、ジュブナイルもので、
ボーイ・ミーツ・ガールで、
最後まで観るとタイトルの意味が
よーくわかって…
しかしながら、これ↑だけじゃない
んだ。現代社会が抱えている問題が
いっぱい出てくるし、他にも「これって
あれっぽいよね」問題もあるし、
何をどう書けば…
で、フッと思い出した。
「あさイチ」に星野源さんが出演なさった
ときに、「アイデア」は、今のご自分の
「名刺」みたいな曲だとおっしゃってた。
この「夜明け告げる…」は、監督の
湯浅さんが「初めて完全オリジナルで」
作られた作品で、「本当に作りたかった
作品」なんだと公式サイトに。
つまりは、この作品は湯浅監督が
何が好きで、何に影響受けていて、
どんなことに興味があって、今考えて
いる問題点はこういうことで…と
いうことが詰め込まれていて、
映像表現も含め、湯浅監督の
「名刺」みたいな作品だ、と言えば
間違いではない気がする。
個人的には、思春期の子が
「一歩踏み出す」ためには
無条件にその子を受け入れてくれる
誰か(家族でなくても)の「好き」って
言葉が何よりも大きなエネルギーを
生むんだと、それを描きたかったの
かなと思いましたです。
予告編。(公式サイトYouTube版。1分7秒の動画)