先週末、はまなすに乗りに行ってきました。
カシオペアが想定外に取れてたので先日往復やってきましたが、本当は、はまなす/カシオペアを絡めて行ければ色々と経済的だったのだがしょうがない。
今回は往復新幹線で行くよ。
このきっぷは本当に便利だったんだが、北海道新幹線の開業に合わせて廃止される。
ついでに未乗だったE6系に乗ってみたいので、UZ編成の仙台やまびこで仙台までGO!
仙台までやまびこに乗ると、新青森までの特急券が¥300安くなる。
来た来た。上野で整備を受けた後、東京までは回送されてきたようだ。
慣れるとカッコよく見えるもんだな。
典型的な仙台やまびこ。
発車3分前にドアオープン。
仙台やまびこのZ編成側のグリーン車は、前回のようにガラガラかと思ったら、
1名先客がいた。
マルスやMVでは9号車が溢れた時や、あらかじめ指定しない限り11号車グリーン席は発券されない仕組みなのだが。
その1名は仙台まで降りなかった。鉄分ゼロなのに。
仙台やまびこの場合、Z編成のグリーン車が無人になるのを知ってたのだろうか。マニア以外にも通はいるもんだな。
っていうかせっかくの一人のひと時をヲタが邪魔してすまなかったな。
E6のグリーンはこんな感じだ。
既に試されてる人も多く評判は芳しくないE6のグリーンだが、
座り心地は良いと思う。着座した時のフィット感は先代のE3系0番台/1000番台のグリーン席譲りだ。
しかし頂けないのが電動レッグレスト。これがまるで役に立たない、E3系2000番台、E2系1000番台(J70番台編成)も然り。唯一役に立っているのがボトムのチルト機構を搭載したE5系のグリーン席くらいだ。
そしてやはり狭い。
本運用であるこまち号であれば確実に隣に人が来るだろう。そうなれば、必然的に普通車並みの圧迫感を感じ、グリーン料金の付加価値は消滅するだろう。
尤も平日の通常期のこまちなら、大半が仙台で降りるから大宮~仙台を我慢すれば良い。
しかし、繁忙期に東京~秋田を満席でこれに乗るのは少々キツイかもしれない。
普通席はこんな感じだ。
ミニ新幹線の居住性は、フル規格車両のそれと比較した場合、相対的にグリーン席は悪く、普通席は良くなる傾向がある。
法則通り、グリーンにするよりこちらの方が良いかもしれない。混雑するこまちグリーンで隣に人が来るならなおさらだ。
大宮を発車し240km/hまで加速する。恐らく仙台やまびこだからスジは寝てるのだろうから320km/hはないとしても、275km/hすら出さないだろうな。
車販でビールを買った。
UZ編成で車内販売を行う場合は最低でもクルーが2組必要なのに、ほぼ各駅停車の
仙台やまびこでも2組乗務させて営業しているのが偉い。しかもU編成側のグランクラスはフルサービスだ。各駅停車の新幹線でこれほどサービスが充実している列車も少ないだろう。
残念ながら仙台やまびこのグランクラス営業は3月ダイヤ改正以降はシートサービスのみに格下げされる模様だ。となると次の整理対象は盛岡やまびこか。
新白河で4分ほど停車する。
今日はエア待避だね、繁忙期なら追い越し列車が通過しているのだが。
こまち以外のやまびこ/なすのにZ編成が使われる事例って、未だに間合い運用に感じるが、実はれっきとした本運用であるというのが興味深いよね。
16両編成の200系H編成の置き換え用に、E2系J編成(10両)にE3系R編成(6両)を繋げて16両編成にしちゃえばいいじゃんというノリで始まったこの運用。
東北新幹線は全区間万年16両編成が必要というわけでもなく、しかし10両や8両だと一部区間の旺盛な需要を裁けない。そんなジレンマにJ+R編成の16両編成の投入なんて、アイデア大賞ものだよな。鉄ヲタだって思いつかない。
というわけで2002年くらいから突如として増備が再開されたE3系R編成。それらの甲種輸送のニュースを鉄道ファンで見た時は不思議に感じたな。当時の鉄道ファンの中の人も増備理由が分からず、こまち増発用の増備なんて書き方してたっけ。
東北新幹線は東海道新幹線と比較すると列車本数が少なく編成種類が煩雑で、洗練されたダイヤとは言えない。しかし需要の増減に対応するために、新在直通用途である特殊編成を本線列車の増結車両にしてしまうという柔軟な発想が興味深い。
東京から2時間15分で仙台に到着。