青森-札幌 急行はまなす 開放B寝台乗車記#2 | コントレイル



青森を定刻で発車すると、寝台車では車内放送が休止され室内灯も減灯された。


座席車も僅かながら減灯さている。今夜の乗車率ならドリームカーより自由席の方が快適そうだな。



今夜のはまなすには2両の寝台車が連結されているが、利用客は数えるほどであった。
函館までは晩酌しつつ起きていよう。

青函トンネル付近ですれ違うはずの北斗星となかなかすれ違わずに、列車は北海道に上陸した。


今夜の2レはどうやら2時間程遅れているようで、五稜郭の手前の上磯ですれ違った。



そのとばっちりを受け10分程度遅れて函館に到着。




ここから先はDD51に牽引される。

繁忙期だとスハネフ1両スハフ4両を含んだ12両編成で運転されるはまなすだが、その編成重量は同じ12両編成の北斗星より若干重いのである。それでもDD51単機での牽引となるのは、やっぱり特急と急行の格の違いなのだろうか。それとも深夜帯だからスーパー北斗から逃げる必要がないからだろうか、趣味的には前者の薀蓄を語りたいが実際は後者の理由からなんだろうな。
はまなすの速度種別は通客F6であり、10‰勾配での均衡速度56km/hとされている。


南千歳到着の車内放送で目が覚めた。


下の札幌到着6:07はやっぱりキツいな。まあその分早く寝れば良い話なんだけど、やっぱり函館での機関車交換は見たいからね。



というわけで、列車は無情にも定刻で札幌に到着しました。寒い、そして眠い。



こんな面白い列車も来年の今頃は走ってないんだろうね。今回はかなりまったり乗車できたけど、4月以降はこの列車も殺伐とするんだろうな。