リニア・鉄道館に展示される0系 | コントレイル

そして0系です。

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0系21形-86です。いわゆる0系0番台。

1971年製造の車両です。大窓の0系、初めて見ました。

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21形-86はK17編成の1号車です。

K編成は12両のこだま専用編成だったS編成を4両増車して16両化して編成されました。

ということは、この0系は生涯の殆どをこだまとして運用されたんですね。



ちなみにK編成は1985年に再び12両へ減車され消滅しました。

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後方には36形-84が連結/展示されています。この車両は0系の食堂車です。

それでは車内に進んでみましょう。



お~、これは、

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0系オリジナルの転換クロスシートが並んでいます。正式にはW-12/W-70形転換式座席。

バッタンと転換するヤツ、意外と関東の人はこの座席の使い方を知らなかったりします。


リクライニングしない座席、今となってはこれに長時間は厳しいですよね。

まー、当時は下手したらこの座席で7時間博多まで乗り通すハメになったんでしょうけど。

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ちなみに座席は勝手に転換されないように、ワイヤーで固定されていました。

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続いて食堂車へ。

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36形の食堂へ続く廊下です。現代の新幹線では味わえない独特な雰囲気ですね。(ワクワク感というか)

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いくら時代が変わったとは言え、食堂車は現代の新幹線では採算が合わないのでしょうか。残念です。

一回でも良いから利用してみたかった。

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食堂の厨房です、結構狭いですね。

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というわけで、300系から0系まで見て来ました。

数種類の新幹線をまとめて展示してあるなんて、さすがJR東海の博物館ですね。