ポスト安倍候補の正念場 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』
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前エントリでイージス・アショア配備計画停止は素人目にも北朝鮮や中露のミサイル技術の進歩の後追いに思えていたから、むしろその方がよかったと書いた。
しかし、それにしてもあまりにも唐突な決定だったことはたしかだ。

一体何があったのか?

そう思っていたら、NHKの政治マガジンが「それは、極秘の決定だった」と書いている。
NHKだからどこまで信用していいのかは別にして、永田町や市ヶ谷にたむろしているからこそ入ってくる情報もあるようで、なかなか興味深い記事になっている。

NHK政治マガジン
イージス・アショア 配備停止 極秘決定はなぜ? 2020年6月24日

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/40251.html

河野大臣が「イージス・アショア」の配備計画の停止を何の前触れもなく突然発表したのは6月15日(月)午後5時半の臨時会見の場だった。記事によると、その発表内容を事前に知っていたのは、直前に電話をうけた山口・秋田の両知事と安倍総理、菅官房長官だけだった。

もちろん、大臣のそばで働く事務方は知っていたが、河野氏は「迷惑をかけた地元に伝えるまでは一切、口外するな」と厳命していたという。防衛省の幹部や二階幹事長すら何も聞かされていないほどの徹底ぶりだったのだ。

そうまでした理由について、河野大臣は次のように語ったそうだ。

候補地だった両県の知事に、もし事前に漏れたら、今後一切、防衛省・自衛隊への協力は得られない

これまで、さまざまに情報が漏れていたが、どこから漏れているか特定が出来なかった。知事に説明するまでは一切説明をしないことで、情報漏れを防いだ


驚いたというか、やはりというか、ここまでしないとトップシークレットが外部に漏れるのだ。それにしても、一体だれが記者にこの話をしたのだろう。

それとも、河野大臣は発表後の裏話まで用意したうえで動いていたのか。

それはさておき、河野大臣は技術上の問題点などから地元との約束を果たせないなどとの報告を受けてプロセスを停止するべきと判断し、翌日すぐに、安倍総理に次のように伝えたという。

「総理、申し訳ありません。この改修は10年、2000億円の投資に見合いません。プロセスを止めざるを得ません」

そして、12日に再び安倍総理と会談して了解を得たうえで、15日に計画停止を発表した。
その後、配備予定地の知事や事前に相談しなかった二階幹事長などへの謝罪に追われることになったというが、河野大臣のこの判断は強く支持したい。

彼は、今回の件は防衛相・自衛隊の報告を受けて防衛大臣が判断し総理大臣の了承を得たと明言している。しかし私は、総理や官房長官とはかなり前から方向転換を検討していたような気がする。急な決定にしては、会見などでの説明が準備していたように明快なのだ。

いずれにしても、河野太郎氏に対する私の評価はこの件でさらに上がった。
これまでの流れに任せるのではなく、自身の判断で思い切った方向転換のきっかけを作ったし、おそらく、今後の方向についても自分の案を用意している。

氏は、安倍内閣では、国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣(規制改革、防災、消費者及び食品安全)として初入閣し、外相、防衛相を歴任してきた。

総理は”暴れ馬”の河野氏にこれまでの自民党とは違う発想を期待して重要をポストを任せ
、氏は、そのいずれのポジションでも具体的な成果を挙げてきた。
安倍総理の期待に大きく応えてきたのである。

両者が夜の会食で話し込むようなことはないらしいが、河野氏の理詰めで整理された話は分かりやすく、総理としても判断しやすいのではないか。総理がポスト安倍として河野氏のことをどう考えているかは不明だが、その実力を高く評価していることは間違いない。

ただ、このように仕事ができる河野氏に欠けているのは根回しと気配りだとの評もある。
私も同じ印象を持っていたが、今回の件では、後で謝罪に追われることになるのが分かっていながら、情報漏れ防止を優先したことを評価したい。

自民党のベテラン議員が河野君が頭を下げてきたのは初めて」と言ったように、氏は変わりつつあるということだろう。また、自民党の合同会議で昨年7月の参院選で配備反対派の野党候補に敗れた中泉松司前参院議員に言及して涙ぐんだことで、意外な一面を見せた。

NSCでイージス・アショア配備断念が決まったことを受けて開かれた臨時会見でも、部での涙について聞かれると、中泉氏に対して丁寧に謝罪の言葉を述べている。
それまで記者のしょうもない質問にごく短くクールに答えていたのと対象的だった。

さて、安倍総理は先日もポスト安倍について聞かれて、具体名は挙げずに「後継者というものは育てるものではなく、育ってくるものだ」と持論を述べている。また、「自民党は人材の宝庫だ。地味に成果を出す人もいれば、うまく発信している人もいる」とも言っている。

その点、河野氏は成果を出しているし発信もうまい。
25日には外国特派員協会で英語で会見をしたが、そこでも抜群の英語力やユーモアのセンスを発揮しているようだ。(私にはよくわからないがw)

しかも、昨年10月にはプライムニュースで次期総裁選に名乗りを上げるかと問われて「挙げる」と明言している。以前からそのつもりで準備を進めてきているのだ。

さて、一方の有力なポスト安倍候補の岸田氏である。
氏も河野氏と同時期に「文芸春秋」のインタビューで次期総裁選に立つと明言するなど、何度も強い意欲を表明している。

こちらの方は次期総理として世界をリードするべき”コロナ後”の戦略立案という極めて重要なミッションを安倍総理から与えられ、意欲的に取り組んでいるところだ。

次期総裁は派閥の力学が強く働くから、安倍総理の思うようにはいかないだろう。
しかし、この二人が安倍総理の頭の中でポうと安倍として大きな位置を占めていることは間違いないと思う。両者とも今がまさに正念場だ。

(以上)
 

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