「重要な隣国」が友達とは限らない | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』
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前エントリでは尖閣などで力による現状変更を試みようとする中国に対し、わが国は”圧倒的な態勢”で対応しているとの安倍総理の言葉を紹介した。中国に対して私たちには見えないところで、国民と領土を守り抜く強い意志を示しているのである。

さらに、見えるところでも中国に対して様々な圧力をかけている。
例えば、トランプ大統領の発言ばかりが目立つ台湾のWHO参加問題に関しても明確な姿勢を示し続けている。

台湾のWHO参加「一貫して支持」 外交青書に明記
韓国は3年ぶり「重要な隣国」
2020/5/19 10:59

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59274200Z10C20A5MM0000/?n_cid=NMAIL007_20200519_H

記事によると、「わが国は台湾のオブザーバー参加を一貫して支持している」と明記すると共に、これまで「重要なパートナー」としてきた表現に「極めて」をつけ加えている。
正式な外交関係のない国を「極めて重要なパートナー」とまで位置付けているのである。

中国に対し厳しい姿勢を続けるトランプ大統領に対し、わが国は中国を説得するスタンスを取り続けてきた。その日本がこのように明確な意思表示をすることは中国に対する圧力になるし諸外国への影響も大きいだろう。

外交青書の全文はまだネットでは読めないが、2019年版では「重要なパートナー」の他に「大切な友人」とも書かれていたから、今年も「大切な友人」と書かれているのではないか。
そしてこれも中国に対する強いメッセージとなる。

民主党政権時代の2012年外交青書では、韓国が「最も重要な隣国」とされていたのに対し、台湾は「緊密な経済関係を有する重要な地域」と書かれている。
「地域」に冷たい響を感じるではないか。

それが安倍政権となった2013年には「重要なパートナー」となり、今回ついに「極めて重要なパートナーで大切な友人」になったのである。

一方の韓国は、その後もずっと「最も重要な隣国」とされていたが、慰安婦合意を無視しだした2018年にその表現が消え、翌年には「未来志向」の文字も消えた。

そして、「日本政府は、韓国が「最終的かつ不可逆的」な解決を確認した合意を着実に実施するよう引き続き強く求めていく」など厳しい表現が大幅に増えた。
ごく短い言葉ではあるが、その裏には両国関係の現状が凝縮されているのである。

韓国は今回「重要な隣国」が復活したが、「隣国」であることはどうしようもない事実だし、半島の情勢はわが国にとって重要だというくらいの意味合いに思える。
隣国ではあるが、台湾のような「パートナー」でも「友人」でもないということだ。

また、中国に対しては、現在「わが国にとって最も重要な二国間関係の一つ」との表現を使っているが、私の見落としでなければ2012年の外交青書にはその表現は見当たらない。

そして、第二次安倍政権となった2013年の外交青書に「最も重要な二国間関係の一つ」が登場し、その後もほぼ一貫してこの表現が続いている。

ただ、2015年には「日本と中国は東シナ海を隔てた隣国であり、緊密な経済関係や人的・文化的交流を有し、切っても切れない関係にある」としながらも「最も重要な二国間関係」が消えている。そして、翌2014年には復活し、その後は同じ表現が続いている。

これも日本政府からの何らかのメッセージだったのだろう。
このような変化の裏にも私たちに見える、あるいは見えない出来事や駆け引きがある。私たちにはなじみの薄い外交青書だが、外交戦略的にも重要な役割を持っているのである。

中国とは「最も重要な二国間関係の一つ」だし、韓国は「重要な隣国」であることは間違いない。しかし、同じ隣国でも「極めて重要なパートナーで大切な友人」の台湾とはずいぶん違うのである。

(以上)
 

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