「日本を取り戻す」改造人事 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじのブログです。

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今朝の産経新聞が萩生田光一、西村康利両氏の初入閣をトップで報じている。
NHKも朝のニュースのトップだったが、ネットで見る限り朝日、毎日は蚊帳の外だ。
総理周辺がフェイクニュースメーカーに情報を与えるはずもないから当然か。

それはともかく、加藤勝信氏の再入閣も確実らしいし、世耕弘成氏は参院幹事長に就任するという。これで、第一次・第二次安倍内閣の官房副長官経験者で閣僚経験がないのは野上浩太郎官房副長官だけということになる。

また、入閣が確実視される衛藤拓氏と衛藤晟一氏(どっちも衛藤w)は現職の総理補佐官だし、元補佐官の河井克行氏も入閣しそうだ。つまり、側近として安倍総理を支えてきた「チーム安倍」のメンバーの多くがこれまでよりさらに重要なポストで政権を担うことになるのである。

これまででもっとも「チーム安倍」色の強い体制になることが確実で、残り2年あまりとなった任期にかける安倍総理の強い意欲が伝わってくる。

また、チーム安倍のメンバーには総理秘書官など安倍総理の信頼が深い官僚たちもいる
官邸主導の色合いの強い安倍政権にとって彼らの存在は大きい。各省庁が政権の意図を汲み、真剣に動いてくれなければせっかくの政策も成果に結びつかないのだ。

そういう意味で、今回の人事で見落とせないのが次のニュースだ。

谷内氏が安全保障局長退任へ 後任は北村氏で調整
産経 2019.8.31

 谷内正太郎国家安全保障局長が退任し、政府が後任に北村滋内閣情報官を起用する方向で調整していることが分かった。複数の政府関係者が明らかにした。9月の内閣改造に合わせて交代する。国家安全保障局は、首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する国家安全保障会議(NSC)の事務局で、外交・防衛政策の司令塔の役割を担う。

 谷内氏は外務省出身。総合外交政策局長、外務次官などを経て、平成26年1月に国家安全保障局の初代局長兼内閣特別顧問(国家安全保障担当)に就任した。 警察庁出身の北村氏は兵庫県警本部長、警察庁警備局外事情報部長などを歴任。23年12月から内閣情報官を務めている。

https://www.sankei.com/politics/news/190831/plt1908310003-n1.html


首相動静を愛読しているが、そこに一番多く出てくる名前が北村滋内閣情報官だ。
週に何度も安倍総理を訪問し二人っきりで話している。他の官僚などと一緒に面談した時でも、必ず北村氏だけが残っているのである。

そこで何が話されているかは分からないが、拉致を含む北朝鮮問題が大きなウェイトを占めていることは想像がつく。安倍総理が第一次安倍政権発足と同時に彼を首相秘書官に任命したのは拉致問題解決に関わる役割を期待したからに違いないからだ。

その後、民主党政権(野田内閣)の内閣情報官となっていた氏を第2次安倍政権で引き続き起用したのも同様の理由だろう。元秘書官とはいえ、一人の官僚にすぎない自分をそこまで評価し信頼してくれる。これには北村氏も意気に感じたに違いない。

実際、夫妻を招いて明恵夫人と共に会食するなど、安倍総理の北村氏への信頼は大変なものらしい。昨年と今年と続いて夏休みに別荘に招いてもいるあたりにも、安倍総理の信頼感が表れている。せっかくの休みに呼ぶのは気が置けないからだ。

ただ、首相動静で面会回数一位の北村氏も、先月18日にその会食で顔を合わせて以降は一度も会っていなかったようだ。

夏休み後に外遊日程が詰まっていたこともあり、総理が官邸にいる時間は少なかったからだろう。

それが、昨日(9月9日)久しぶりに官邸を訪問している。もっとも、時間はたった9分だ。
おそらく、谷内氏の後任としてかんばってほしいと内示があったのだろう。8年間という菅官房長官より長い内閣情報官の経験を今度は安全保障局長に活かすことになったのである。

安全保障局は2013年12月に発足した国家安全保障会議(NSC)の事務局だが、実際には安倍外交を支える重要な役割を担っている。
例えば、この組織が発足して半年くらい経過した時点で産経がこんな記事を書いている。


別働隊超えた“第1外務省” NSC事務局 プーチン氏側近と会談 中国にも接触 ソウルで意見交換 隠密外交フル稼働
産経 2014.6.14

https://www.sankei.com/politics/news/140614/plt1406140005-n1.html


正規の外交ルートだけでは激しく複雑に変化する世界情勢についていけない
北朝鮮の動きを知らずに文政権だけを見ていても何も分からないのである。
そういう意味で、谷内氏と安全保障局は重要な役割を担ってきたのである。

内閣情報官の北村氏がこの組織の長になることについて、ジャーナリストの長谷川幸洋氏は次のような解説をされている。

韓国“トンデモ政権”と中国“微笑外交”に適任かも? 安倍政権「情報と諜報のプロ」抜擢のウラ
長谷川幸洋「ニュースの核心」2019.9.8

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190908/pol1909080001-n1.html

この中で長谷川氏は次のように書いてる。

 韓国だけではない。中国を含めて、東アジアは前例のない大激動期を迎えている。韓国のトンデモ政権には「戦略的無視」、中国の微笑外交には「相手を上回るズルさと警戒心」が必要だ。「情報と諜報のプロ」は、そんな政策立案に適任かもしれない。


事務局だからNSCで議論される政策案を作るのは当然だが、安倍総理が北村氏に最も期待しているのは金正恩委員長との会談の実現ではないか。氏がこのポジションに就くことになったのは、その可能性が見えてきたからではないかと期待してしまうのである。

今回の改造人事は副大臣や政務官などの政治家はもちろん、官僚も含めた「チーム安倍」のメンバー総動員となるのではないか。政権を取り戻した2012年総選挙で国民に約束した「日本を取り戻す」を強く意識した布陣となりそうである。

(以上)
 

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