大阪の笑いと安倍総理 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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安倍総理が第一次安倍政権の挫折から立ち直り再び総理総裁として復活できたのは、様々な支持者に支えられたからだ。その中で忘れてはならないのが、「たかじんのそこまで言って委員会」というおなじみの関西中心のローカル番組だ。

司会のやしきたかじんさんが亡くなったときに安倍総理は自身のフェイスブックに次のような一文を寄せた。

人には出会いと別れが有ります。
初めて やしきたかじんさんとお目にかかったのは私が幹事長の時でした。
その際「いつか一緒に温泉に入ろう」と約束し、それが実現したのは総理の職を辞した後でした。
政治的に尾羽打ち枯らした状況の私を誘って頂いたのはたかじんさんの気遣いだったと思います。
三宅久之さんに続き、たかじんさんの訃報に接し本当に悲しい思いです。
1月4日には遠藤浩一教授(拓殖大学)も他界されました。55歳、お若いだけに誠に残念です。

お二人のご冥福を心よりお祈り致します。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=464879993635449&set=a.132334373556681.21871.100003403570846&type=1&stream_ref=10

何度読んでもジーンとくる。

安倍総理が本当にたかじん氏と一緒に温泉に漬かっていたのには驚いたが、私はこの放送を見て以来、彼に再び日本のかじ取りを託したいと強く思うようになった。
三宅久之さんも後に「安倍さんはあれから積極的に活動しだした」と述べている。

実際、その後当時の松井一郎大阪府知事と「教育再生民間タウンミーティングin大阪」で対談するなど、政治活動が活発かする。

 

 

今も続く大阪維新(あえて大阪とつける)との関係もたかじん氏の存在があったからだろう。

総理はその後何度もこの番組に出演しているが、2013年正月には「総理になってもこの番組に来る」との約束を果たしている。残念ながらたかじん氏は療養中でその場にいなかったが、「テレビでの発言の機会を与えてもらった」と感謝の言葉を述べている。

たかじん氏とこの番組がなかったら復活はなかったかもしれないし、それが実現できたとしてももっと後になっていたのではないか。
総理自身も大阪には特別の思いを持っているに違いない。

ただ、それを知っていても、まさか吉本新喜劇の舞台に登場するとは思わなかった。
しかも、ちゃんと大阪弁のイントネーションで「四角い仁鶴がまーるく収めまっせ」で満員の観客と共演者を爆笑させている。


安倍総理が吉本新喜劇に登場⁉︎
https://www.youtube.com/watch?v=QLLCShtyzNE

この企画は、たかじん氏に準レギュラーと言われるほど大阪のバラエティを経験している総理の発案に違いない。満員の観客を前にしても、発言が共演者とかぶることなくやり取りしているところにも、たかじんなどでの経験が生きているように思う。

 

「ホンマに本物です」もちゃんと関西弁のイントネーションになっていた。
ただ、「収めまっせ―」と最後をしっかり伸ばせば大阪弁としては完璧だったが、語尾がはっきりしないので「収めます」と少々上品に聞こえたのが惜しい(笑)

本物の総理を前のしてアドリブに慣れているはずの新喜劇の面々もさすがに戸惑いを見せていたが、それをネタにしていた。

総理大臣に対する敬意を示しながら、しっかり笑いを取っていたのはさすがだ。

もっとも、鋭い眼差しで舞台上から客席に目配りをしていたSP氏も、まさか吉本の舞台に上がる羽目になり、すっちーさんにネタにされるとは思わなかったのではないか。
総理は彼らが想定外の仕事をきちんとこなしたことをねぎらうべきだろう。

安倍総理がわざわざこの場に登場したのはG20への協力の呼びかけが主な目的だが、大阪で開催する意味ついて次のように語っている。

世界中から大阪に首脳が集まって、相当真剣勝負をするんですが、大阪ならではの解決方法もありますし、ま、雰囲気、、、。食べ物もおいしいし人情もいいし、笑いの文化もありますよね。四角い仁鶴がまーるく収めまっせ(会場爆笑と拍手)という形でなんとか解決策を見出したいと思っています。

ここで、爆笑をとったのは「四角い仁鶴が、、」のフレーズだが、私が注目したのは「大阪ならではの解決方法もあります」の部分だ。もちろん、G20を念頭に置いた発言なのだが、安倍総理の大阪に対する考え方やスタンスが表れているように感じるのだ。

安倍総理は先日のダブル選では大阪に来なかったのに、同じように維新との対決となった今回の補欠選挙では来阪して応援演説を行った。

つまり、大阪には大阪ならではの解決方法があるということだろう。

私はこんなところにも総理のバランス感覚が表れていると思う。

大阪維新は選挙では明らかに敵だが、政治的には特定野党とは分けて考えるべき存在でもある。今回の行動にも誰に対しても単純に敵と味方を切り分けたりせずに懐深く関わろうとする安倍総理らしさが出ているではないか。

安倍総理と大阪の相性はいいと思う。

(以上)
 

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